品川さん、酒巻です。 電子書籍の読めるのも魅力のひとつです。 ただ、操作が若干しにくいので、 あまり使用してはいません。でも、「賊軍の昭和史」という本をiBooksで読んでみました。捜査の過程で、行が飛んだり、正しく読まなかったりして概略しか理解できませんでした。 でも、面白かったです。 (品川さんのメール引用) たとえばKindleブックを点字で読めるようになるだけでも、点字で読み書きしている人にとっては読書や学習の手段の幅が広がります。 Kindleブックについてですが、もしWindows上のスクリーンリーダー環境で読み上げと点字出力ができればよいなと思っていますが、日本語環境ではそれができません。 Amazon USAにはリクエストしているのですが、まだ進展はなさそうですね。 ちなみにアマゾンはFire OSで動くタブレットを発売していますが、Fire OS 5にはアマゾン自身で開発したVoiceViewというスクリーンリーダーが搭載されるようになったみたいです。 日本語の音声エンジンが加わるのではないかという噂を聞いたのですが、問い合わせてみると、英語だけですという回答でした。 日本の皆さんにはそうお伝えくださいということでしたので、この場を借りて書かせていただきました。 (酒巻) 現在私もSeikaMini16、iOS9.31のiPad3、Kindle appで「ハリーポッターと賢者の石」のサンプル版を試し読みしていますが、一応は読めますが、サピエなどに同じ本があればそちらを読みますね。 点字表示は 1. かな点字のべた書きです。 2. 表記規則はかな表記規則にしたがっているので、「う」の長音化や助詞の「は、へ」の処理はされません。 3. 行末に濁音や拗音が来ると、濁点符や拗音符が行末に残り、文字部分が次の行の行頭に表示されてしまいます。 これは大変読み図らいですね。 4. 表示部の行頭には、「点字開始行」、「点字継続行」、「点字終了行」などの符号がつけられています。 読みの操作は若干安定しないですね。 本文の1行目を表示させた後は、 dot 5+ space とdot 2 + spaceで左右に送っていきます。 また、点字表示部の左右にスクロールボタンがあるのですが、これも同じ働きをするようです。違いがあるのか、ないのかはわかりません。 ただ、操作の途中で、左右どちらにも動かせなくなることがありますし、回復方法もわからず、終了してしまいます。 本当はFireタブレットやその他のデジタル機器から点字ディスプレイに直接つなげるようになると、点字ディスプレイもユニバーサルデザイン機器とも慣れるでしょうね。盲ろう者の眼や耳になるには眼鏡や補聴器を持つように点字ディスプレイを携帯すれば幅広く対応できるようになるのではと夢見ています。-----Original Message----- From: Hiroyuki Shinagawa from iPhoneSent: Wednesday, April 06, 2016 5:19 PM To: Apple Accessibility メーリングリスト Subject: [Aa:14269] Re: iOS9.31の点字対応状況 品川です。 酒巻さん、