mlの皆様、丸山さま、山田屋さまこんにちは。広島市の高松です。 > 個人的には、BlindSquare のルート探索から Apple Map を起動して使っています > 。 > > ナビ自体の音声案内より、画面に表示されている 経路 4/3 何メートル といった > 情報にボイスオーバーカーソルを合わせておくと、5メートルぐらいの精度で曲が > り角がわかって便利だと思います。 私もこの方法を主に使っています。山田屋さまが書かれていたナビタイムも、かなり 頻繁に使用しています。ナビタイムであれば、どこの横断歩道をどちらに向かって渡 ればよいかという指示も、場所によってはしてくれるので便利です。 > 音声の聞き方ですが、iPhoneは、骨伝導ヘッドホンでも使えることは実験で確かめ > ましたし、歩いても見ました、ただ、少し面倒なので、胸ポケットに逆さまに入れ > て音声を聞いていることが多いです。 私は、このmlでも紹介されていたブルートゥース骨伝導ワイヤレスヘットフォンを 使用して単独歩行することが多いです。 > > 欠点もたくさんありますね。 > たまに、何かの誤作動で突然逆向きに歩いていると案内されることもありますし、 > 道路のどちら側を歩いているかの判定まではできてないですし、安全確保について > は全く頼りにならないですし、目的地が(晴眼者なら)見えるぐらいの位置までで > ナビが終わってしまったりもします。 > 当然ですが、屋内はぜんぜんだめですし。 > > 公道以外の敷地内などでは、BlindSquare の距離案内が頼りだったりします。 これも同感です。以前のことですが、大きな公園で開催されたグルメフェスティバル に一人で行ったことがあるのですが、公園まではナビアプリを使用していき、公園入 口に着いたところで、BlindSquareを立ち上げ、その場所をマイプレイスに追加して おき、帰るときに困らないようにして開場に入り、あとは、周囲を歩いている人や、 各ブースの係員の人にいろんなことを尋ねまくり、目的のものを食べたり、変わった ものを食べたりして存分に楽しんで帰ることができました。 iPhoneを使い始めたことによって、様々な場所に単独で行くことも簡単になったと思 いますが、視覚障害者が単独で外出するには、周りの人からもたらされる情報が必要 なことに変わりはありません。 だからこそ、iPhoneで便利になった部分をフル活用し、同時に周りの人に尋ねること によって得られる情報を組み合わせて、より質の高い外出行動をすることが大切だと 考えます。「道具は人を助けることはできても、人の代わりにはなりえない」という ことを理解して、iPhoneを使った外出を楽しみたいと思います。 高松 豊