みなさんこんにちは。神戸の佐藤です。 題記の件ですが、僕はmisonoさんの意見に全く同感です。 僕は素直にこの件に関してよろこんでいます。それは、政府が今広く普及しているスマホに、特にiPhoneに、しかも視覚障害者用のアプリに目を向けたからです。予算の額についてはどうとも言えませんが、これによって業界がもっと視覚障害者向けのアプリ開発に取り組んでくれることを期待します。 同じようなアプリが既にあるじゃないかという意見もありますが、話題のtaptapseeや、ナビ、テキスト読み上げなど、それぞれ同じような機能のアプリは複数あります。それぞれが特徴を持ったアプリとなっています。政府が開発するという、この紙幣識別アプリも、出来上がって試してからの話ではないでしょうか。 日本の紙幣を識別するのに、何もスマホを使わなくても、紙幣と同じ大きさの型紙を作っておけばそれに紙幣を合わせれば紙幣の識別は行えます。従って紙幣識別アプリなど僕には必要ありませんが、この政府が開発するというアプリが何であれ、視覚障害者用のiPhoneアプリに予算が付いたということが重要だと僕は思います。 紙幣識別アプリに１０億も使うのかといった意見もありますが、個人が作るのと政府が作るのでは全く異なります。それによって多くの人や物、お金が動くからです。確かに役人はみな金銭感覚が麻痺していますので、彼らの１０億は僕たちの数十万円ほどなのかもしれませんが、とにかく政府がこういったアプリの開発に乗り出したということを、僕は素直に喜んでいますし、提供されればぜひ使ってみたいと思います。