MLの皆様、こんばんは。 横浜の井上です。 JAWS/NVDA+Chromeでの操作に難があること、iOSのVoiceOverでアプリでの重要な操作ができないことについて、問い合わせフォームからログインの上で改善のお願いをしてみました。文章の方がそのままの形で届くべきところに届くのではないかと考えたからです。 すると返答があり、 IE11+PC-Talkerで動作確認しているからこの組み合わせで利用して欲しいとのことでした。IE11はWindows 10においてはこの6月にサポートが切れるのにと残念な気持ちである一方、これまで「日本で最も多くの視覚障害者が使っている環境一つで動作確認する」という方針であれば仕方のないこととも言えます。おそらく今後は時間をかけてChrome/Edgeかネットリーダーでの動作に最適化されていくのではないかと思います。本来は適切な技術を使ってあればどのスクリーンリーダーでもうまく動作するのが望ましいところですが、現実はそうでもなく、最適化にたどり着いてしまうということなのかもしれません。 IE11のサポート終了も見据えて欲しいということを伝える一方、 iOSアプリとVoiceOverについても考慮してもらえるよう再度のインプットをしてみようと思っています。おそらく問題の根元は同じなので、iOS側が改善すればウェブサイト側も対応の幅が広がるのではないかとほのかに期待しています。 -- Koichi Inoue (ARGV)