兵庫県の宮地さん、皆さん、こんにちは。福岡の藤川です。 件名を一部変更させていただきました。 今朝、たまたま地元の福祉プラザに家内と出かけていたので、自動販売機の 商品名をEnvision AIで読み取ってみました。 この建物内の自販機には、商品が入っている箇所のボタンの少し上に、 商品名や金額を記した点字のシールが貼られています。家内に見てもらうと、 点字シールは活字の商品表記の上に重ねて貼ってあり、その向こうには実物の 商品が展示されているとの事でした。 そこでまず、手持ちの半切り点字用紙を16等分に折りたたんで、真ん中の 4ブロック分を切り取り、これを縦向きにして左手で持ち、点字シールが穴の 中央にくるようにして自販機に当て、右手で持ったiPhoneのカメラを 点字シールから7、8センチ離れた位置に持っていって、親指で「すぐに 読み上げを始める」ボタンをダブルタップしました。 すると「ジョージア 140円 ツメタ」のように読み上げました。「ツメタ」の 部分は「冷」という漢字のようです。 このような感じで、多くの商品は読み取ることができましたが、表記が 込み入っているものは、うまく読み取ることができませんでした。 読み取ってほしくない部分を白い紙で覆う方法は、段組のある本を一段ずつ 読み取るときのやり方を応用しました。 しかし、自販機に向かって、長い時間こんなことをしていると、周りの人に 怪しげな人物と見られたり、飲み物を買いに来た他の人たちに迷惑をかける こともあるかと思います。 それで、もっと手早く確認する方法はないかと、今度は商品名表示ではなく、 実物の商品をEnvision AIで読み取ってみました。紙は用いず、右手で持ったiPhoneを、 点字シールより少し上で、自販機から5、6センチ離れた所に移動し、「すぐに 読み上げを始める」ボタンをダブルタップすると、「アクエリアス」のように、 そこに展示されているボトルなどに記載された文字を読み上げてくれました。 自販機に展示されている商品は、一番わかりやすい向きで置かれているので、 読み取る面を探す手間が省け、比較的スムーズに読み取ることができました。 金額や、ホットなのか冷たいのかといった違いはわかりませんが、手早く目的の 商品を見つけたいという場合は、この方法も使えるのではないかと思います。 以上、最初の段階で家内の目を借りて状況を確認した上での操作でしたが、 ご参考になれば幸いです。 ------------------------------------------------------------------------ 藤川敦志 hodos@xxxxxxxxx