おはようございます。福岡の藤川です。 昨日iPhone6S+に貼った5列4段の点字シールですが、まだ貼ったままにして あります。ややゆっくり入力する時は、点の位置を目標にして指を動かすことで ミスタッチなく入力できて便利です。 しかし、急いでというか集中して文字入力する時は、点を無視して指が動いて しまうので、結局ミスタッチしています(涙)。 私の場合、ダイレクトタッチ入力に右手の人差指を用いるためか、小文字に 変換しようとして「マ」を叩いたり、完了キーを叩こうとして「ア」のキーを 叩いたり、「サ行」を入力しようとして削除してしまったりする事が比較的 多いので、この3箇所だけにシールを貼った方がいいのかもしれません。 それと、スプリットタップに切り換えた時は、人差指または中指を滑らせて キーを探り、中指または人差指で画面を叩くのですが、指を滑らせながらキーを 探る時は、5列4段の点は却って邪魔になるかもしれません。 昨日iPhoneの訪問サポートに出かけた先の方は、らくらくホンからiPhone6に 乗り換えて間もない全盲の男性でした。点字シールを貼ったiPhone6S+を お見せしたら、興味深そうに触っておられました。 しかし、今の悩みは銀行アプリでの数字の暗証番号の入力だそうで、こちらは テンキーではなくフルキーですから、今回の点字シールでは対応できません。 画面に直接貼り付けるのではなく、複数のガイドパネルの中から目的に合った ものを選んで、その都度タッチパネルにかぶせるのが理想なのかもしれません。 むしろ同行してくださったサポーターの方と私の家内が、シールの点がキーの 位置と完全に一致している事に驚いていました。 このシールは、レターオープナーを使って、タックペーパーを縦横4分の1、 つまり16分の1にカットしたものに点字懐中定規で点を打って作成しました。 最下段の真ん中、つまり「ワ」のキーの下を、ホームボタンに合わせて丸く 切り取っておくのがコツです。うまく貼ると(私は4、5回貼り直しましたが) 日本語テンキーとピタリ一致します。 このシールの最下段は、電話アプリでは「よく使う項目」「履歴」「連絡先」 「キーパッド」「留守番電話」のボタンと一致していました。メールアプリでは 「マーク」「移動」「削除」「返信」「新規」、Safariでは「戻る」「進む」 「共有」「ブックマーク」「ページ」のボタンと一致しています。これはこれで 便利だなと感じました。 折角作ったシールなので、知人に一通り見せたあと、貼り続けるか剥すか 決めたいと思います。 藤川 敦志(PCから)