品川です。 Hansさんのインタビューが収録されているPodcastを聞いてみました。 2015年1月18日の録音です。 AppleVis Podcast (AppleVis Extra #26: Hans Wiberg, Creator of Be My Eyes): http://www.applevis.com/podcast/episodes/applevis-extra-26-hans-wiberg-creator-be-my-eyes これによると、 視覚障害者として登録している人は、24時間いつでもリクエストを送ることができます。 晴眼者は、リクエストがきたことをSMSのような通知で知ることができます。 ヘルプしてもよいということであれば、その通知を開くとビデオ通話に応答できるそうです。 そして、夜の10時から朝7時までは自動的にお休みタイムになるそうで、その時間帯には通知がこないそうです。 ということは、日本語のヘルパーは日本に住んでいることが多いと思うので、日本にいる視覚障害者は午後10時から午前7時まではリクエストに答えてもらえる確立は低いと創造されます。 基本的にその時間帯には、海外に住む日本語ヘルパーにつながることになります。 もしもフランス産のワインのラベルを解読してもらいたければ、あえて日本がお休みの時間帯にアクセスすれば、日本語ペラペラのフランス人に教えてもらえる可能性が多角なるかもしれません。 利用には料金は発生しませんが、運用資金は2015年9月までしか確保されていません。 それ以降の資金をどうやりくりするかは未定だそうです。 寄付金でまかなうか、サブスクリプション制にするか。 サービスが終了してしまう可能性もあるでしょうね。 また、考案者のHansさんは、視覚障害を持つAndroidユーザーがどのくらいいるのか、こういうアプリを必要に思っているかどうかを知りたいそうです。 デンマークに住む彼の周りには、Androidスマートフォンを使っている視覚障害者は一人だけだそうです。 興味のあるAndroidユーザーはコンタクトしてみてはいかがでしょうか? Androidアプリがリリースされたら、メールでお知らせしてくれるという登録フォームが用意されています。 Notification for Be My Eyes Android version http://bemyeyes.us6.list-manage.com/subscribe?u=e7bc4d93c409f117307da5764&id=6715c5a0ea Be My Eyes ~ Lend Your Eyes to the Blind http://bemyeyes.org/ 日本にはたくさんの「らくらくスマートフォン」を始めとしたAndroidユーザーがいるでしょうから、Android用のアプリがリリースされれば、恩恵を受ける視覚障害者は多いと思います。 それよりも、ヘルパーの登録者数がかなり伸びるだろうと期待します。 個人的にはWindows用アプリも開発してもらって、将来的にはWindows Phoneでも使えるようになればと夢見ています。 ところで、試しに晴眼者として登録してみました。 どんな風に通知がくるのか確認したいと思ったのですが、まったく通知が来ないですね。 リクエストが来ないとさびしい気分になりますね、これ。