森川さん、本田さん、力強い応援ありがとうございます。酒巻です。 皆さんのiOSデバイスと日本語点字とのかかわりについて深いご理解をいただき感激いたしております。 なぜ、私がiPadに関心を持ったのかということですが、「いつでも、どこでも、だれでも」というユニバーサルデザインのコンセプトに基づいた製品だということです。私にもどこまでつかえるのかという期待を持ちながらの購入でした。本体と、VoiceOver込みでこの金額というのも魅力でした。多くの社会の人の支援負担の上にこの金額がと、共生社会を実感できました。 しかし、英語圏では「誰でも」も実現できていたようですが、日本語圏では「盲ろう者」には全く対応できてはいませんでした。 品川さんがわざわざ日本ライトハウスまで出かけて行って、いろいろな点字ディスプレイとの対応状況を調べてきていただき、このMLに投稿していただきました。 その後、幸いにして、会の所有している多少高額な1台の点字ディスプレイを借用することができ私なりにもいろいろと試して、その問題点をチェックしてみました。 ないよりはあったほうがよいが、あまり使い物にはならない状態でした。 対応状況の問題点をメーカー側にフィードバックしようとしても電話でなければ受け付けていただけないようで、放置して おりました。 この辺りにも「盲ろう者」への配慮がほしいところですね。一人でも多くの人が使うことを目指すのであればぜひ実現してほしいところです。FAXはどうでしたでしょうかね?。 そうこうしているうち、美薗さんから「iOSのグレードアップに対する意見をまとめるので…」との呼びかけがあり、問題点をお知らせしました。そして、そのことについてはAA3216でこのMLにも書き込みました。 私自身はまずは音声機能の完成、そして そののちに点字機能と考えております。 マイナス的なことばかり書いてきましたが、Windowsの今日を考えてみてもかなりの時間を費やしてきております。遅ればせながらともいえるかもしれませんが、iOSの日本語化への対応も2年ほどの間にここまで進化させたのですから、良しとしなければいけないでしょうね。 このmlでも話題になっていました、おンスクリーンキーボードからの文字入力方法も、点字ディスプレイを使うとまた一味違う入力操作になりそうです。(点字入力)ではなく、点 字表示を利用したオンスクリーンキーボード入力です。 つい調子に乗りすぎて長文になってしまい、申し訳ございません。