井上です。 日本語の状況について覚悟はされているようなので、後は何ができるかがんばっ てみるだけだと思います。 私は基本英語音声+英語UIの状態で動かしておいて、必要なときだけDTalkerの日 本語音声に切り替えています。生活のほとんどはVMware Fusion上で動かした Windowsです。MacとしてはiTunesの母艦やUNIXマシンとして使っている感じです。 守井清吾 <ykssar-m@xxxxxxxxxxxxx> writes: > (でも、iphonesdkについてはディベロッパーサポートに聞いてもボイスオーバー > で使えるかわからないといわれたのですが…) Visual Studioを使いこなした経験をお持ちなら、もしかしたら攻略できるか もしれません。Xcode 4は一応VoiceOverで各部品を読むことはできるのですが、 操作がやっかいなのでそこで開発をする気にはなれていません。 やっかいというのは、Windowsの場合と違って画面の部品間の移動が奥行きを 伴った移動になるため、部品から部品が遠いのです。これはVoiceOverを使って 部品を「操作する」の意味がわかると感じられるはずです。ショートカットをた くさん覚えれば少し楽になるのかもしれないです。 よいところもあって、iPhone EmulatorはXcode 4からMacのVoiceOverでもそれ なりに扱えるようになりました。Homeボタンを押すショートカットが追加された のが大きいです。 iPhone Developer Programに登録するのであれば、実機にインストールして画面 を触りながら確認するのが最も楽だと思います。 最近話題になっている、 itanium Developerという開発アプリケーションも、 慣れればVoiceOverで扱えます。これはJavaScriptでiPhoneのネイティブアプリ を開発するもので、それ自体はiPhone SDK経由でビルドしたりインストールした りする機能を持っています。エディタは自前のものを使ってくれというスタンス になっているので、好きなエディタと組み合わせることができるようです。 (一部マウスを仮想的に操作する必要があるので慣れが必要です。) 作成したアプリは標準の部品しか使わないのでVoiceOverで普通に読めます。 http://www.appcelerator.com/ 以上少し開発に触れてみました。 -- Koichi Inoue, ARGV