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16673 Re: 新規加入の鳥取市、大西雅廣でございます





みなさんこんにちは、神戸の佐藤です。

大西さん、こんにちは。
ご質問の件ですが、まずColorSayですが、このアプリは立ち上げて色を知りたい物に背面カメラを向ければ、自動的に色名をしゃべってくれます。
カメラを向けるだけです。他に何もする必要はありません。
もし、ボイスオーバーを使用をONにしたのであれば、環境によってはしゃべる声が小さいので、OFFにして、ColorSayの音声でしゃべらせた方が声が大きく聞きやすいかもしれません。
なお、この「ボイスオーバーを使用」は、色の読み上げにボイスオーバーを使うというだけですから、OFFにしていても問題はありません。

BlindSquareの件ですが、このアプリは基本的に、GPSの情報を利用し、現在地周辺の施設やお店を案内してくれるアプリです。
道案内をしてくれるナビゲーションアプリではありません。
このアプリを立ち上げたまま歩いていると、現在歩いている町名番地をしゃべります。
また近くにある施設やお店の名前と方角、距離をしゃべってくれます。
今、自分が居る周辺に、どんな施設やお店があるのかを知るアプリです。
ただ、目的地を設定して歩くと、目的地が近づいてくると、方角や距離を知らせてくれ、目的地に到着すると、効果音と共に到着した事を知らせてくれます。
ただし、曲がり角で曲がるように指示したりはしません。
基本的に、自分が日常よく歩く道において、目標物となる施設やポイントに目印を付け、歩行の目安とするアプリです。
また、これから行く予定の場所近くに、どんな施設やお店があるのかを、事前に調べたりも出来ます。
ナビして欲しいときは、標準で入っているマップアプリや、Googleマップと連携していますので、BlindSquareから情報を引き継いでナビさせることが出来ます。
自分が住んでいる地域なのでよく分かっているつもりでも、こんな所にこんな施設やお店があったの?
と、楽しい発見が出来るアプリでもあります。
歩きながら情報を聞くことになりますから、ヘッドフォンを装着することになりますが、線があると邪魔なので、BLUETOOTHの片耳のヘッドセットが必須です。
まずは立ち上げたままにして、歩いてみて下さい。
そうすれば、およそどのようなアプリなのかが分かると思いますよ。
また下記には、BlindSquareについての大変分かりやすい解説があります。ご一読されることをお勧めします。

http://voicei.seesaa.net/article/432960278.html

> 最後に、カメラで自分の目の前の物を教えてくれるアプリも教えてください。
これには様々なアプリがありますが、有名な物を少し挙げておきます。

Be My Eyes(無料)
https://itunes.apple.com/jp/app/be-my-eyes-helping-blind-see/id905177575?mt=8&ign-mpt=uo%3D4

これは、実際にヘルプしてくださる方とつながって、背面カメラで写している物が何であるかを会話しながら見てもらうアプリです。

TapTapSee(無料)
https://itunes.apple.com/jp/app/taptapsee-shi-jue-zhang-hai/id567635020?mt=8&ign-mpt=uo%3D4

これは、カメラで撮影すると、それが何であるかを読み上げてくれるものです。

iDentifi(無料)
https://itunes.apple.com/jp/app/identifi-object-recognition/id1135223189?mt=8&ign-mpt=uo%3D4

これは、カナダの高校生が作ったアプリです。
今後、様々な視覚障害者向けの機能を追加していきたいと言ってくれています。
紹介されたページ
http://jp.techcrunch.com/2016/11/18/20161117students-identifi-app-puts-object-recognition-in-the-hands-of-the-visually-impaired/

最後に、BlindSquareの使い方のご質問ですが、具体的に何をどうしたいのかをピンポイントでご質問されないと、なかなか回答は得られませんよ。
漠然と使い方は? と質問されても、質問されている方のスキルによって、どこまで説明すればいいのかが異なってきますし、一から十まで説明するとなると、莫大な文字量になります。
お答え頂いている方々も、仕事などで忙しい合間に時間を設けて回答されているでしょうから、返答に時間が掛かりそうなご質問には、なかなか返答いただけません。
ですから、一度使ってみて、何をしたら何がどうなった、あるいはこんなことをしたいがどうやればいいのかなど、具体的に何をどうしたいのかをピンポイントで質問されないと、なかなか回答してもらえないと思いますよ。

まずは上記で書きました説明のページをご覧になり、使ってみましょう。
その上で、疑問があれば質問されればよいと思いますよ。
では、まずはお試し下さい。



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