森川です。 > 視覚障害者がナビを使うとき1番の問題は、交通量が多い場所でもナビの音声が聞 > けるかどうかだと思っています。 > 残念ながらスマホと白杖を持って歩くとき、現状では車の多い場所だと音声案内が > 聞きやすいとは言えません。 > そこでアップルウォッチだと、iPohneよりも耳に近い聞きやすい場所で音声 > を聞くことができるかなと思ったのです。 うーん、残念ですが、apple watchはスピーカーがものすっごく小さいですから、そ れこそiPhoneの音声が聞こえないとおっしゃる環境では、絶対聞こえないと思います よ。 だから、タックなんとかという振動とは違う「トントン」と手首をたたくようなメッ セージの伝え方をして来る訳ですよね。 右に曲がるなら3回、左なら連打とか?あれ?逆だったかな? > 全盲の方で片耳だけヘッドセットや骨伝道のヘッドホンを付けて歩いているとも聞 > きますが、僕の中ではちょっと危ないんじゃないかなと思っています。 apple watchを耳にぴったりくっつけて、そちらに頭を傾けて歩く方が何倍も危険で 、かっこも良くないと思います。 で、そのくらい近づけないと雑踏や駅のホーム、道路の傍ではapple watchの音声は 聞こえません。 > iPhoneをポケットやウェストポーチなどに入れたまま、BlindSquareの施設 > 情報やルート案内を聞ければ、単独歩行がかなりやりやすくなると思うのですがど > うでしょうか? あまり現実的ではないでしょうね。1度ショップで現物をごらんになってはどうでし ょうか? > 視覚障害者がスマホを操作しながらヘッドホン付けて車に引かれたら、社会問題に > なってもおかしくないです。 いや、それは単純に個人の不注意で、社会問題とはとりあえず切り離しましょうよ! 料理していた盲人が庖丁で指を切っても社会問題になってしまうから(汗) こういったアプリの使い勝手は、結局だれかに聞いても、使ってる人は利点しか言え ないし、使っていない人はまだ起きてもいない事故の心配しかできません。 そして、「もっとこうなったら買おう、ああなったら使おう。」と思っている内にど んどん変化してしまうこともあります。 欲しかったら買う。そんなに欲しくなかったら買わないというわかりやすい線引きで 良いのではないでしょうか? 私は便利だったから買った訳でも、視覚障害者に配慮されているから買ったわけでも ありません。欲しかったから買って、みんなが使っているから使ってみたかっただけ です。その結果、私にはものすごくマッチングしたというだけのことです。 気に入らなかったら三日くらいでヤフオクに出してましたよ(笑) 100パーセントの歩行ツールなんてないんですし、どの辺りをサポートしてくれた ら自分にとって「ありがたい」と感じられるかではないでしょうか? 堀さんは北海道で楽しく飲めたし、根本さんはいろいろな操作法を発見して楽しそう でした。森住さんの旅レポートは読んでてワクワクしました。 そこにblind squareという共通のツールがあり、「こんな使い方したぞ!」という自 慢大会がすっごく楽しかったです。 そして、そこに混ざれた私は買ってよかったなぁ!」と思った、それだけのことでは ないでしょうか? 私が学生だったころ、視覚障害者のツールといえば、点字板とテープレコーダーくら いしかなかったです。あの頃に、今のiPhoneの半分でもいいから、便利に使える物が あったら、いろいろあきらめなくても良かったのになぁと思うこと、たくさんありま すから、今こうして便利になったものをみんなで楽しめたら良いと思います。