岩手の伸也です。 logicやGaragebandで、他のauプラグインを使いたい人は多いのではないでしょ うか? しかし、auプラグイン自体が少なく、logic pro xとGaragebandでは、64ビッ トプラグインしか使えません。 そして、読み上げに対応できるプラグインは未知数です。 今回はlogic pro xと、Garagebandでは使いにくいものや、ほとんど使えないプ ラグインの紹介をしたいと思います。 logicではauを普通に選択できないので、以前紹介したGaragebandとの連携や、 スマートコントロールからのアクセスを前提に解説します。 参考のため、ウィンドーズでvstプラグインを使えるフリーソフト、vst hostと 比較して書きます。 まずはフリーのmagical8bitPlugです。 これはファミコンのような音が鳴らせます。 vst hostでは音色の変更も何もできないので、初期音色を鳴らせるだけです。 logicでは、イコライザーのような画面を操作できますが、音色の操作ができな いので、あまり実用性はありません。 しかし、Garagebandでは、音色の切り替えやパラメーター操作ができます。 logicの方が上位ソフトなのに不思議ですね。 次は有料のkorgのレガシーコレクションです。 これは5個のシンセサイザーソフトと、一つのエフェクトソフトがセットになっ たものです(個別購入も可能)。 このソフトは全てライセンス認証が必要で、画面に表示されたロッキングコード をサイトで入力したり、発行されたライセンスコードをソフトの認証画面で入力 したりしないと使えません。 この画面はウィンドーズでもマックでも、読み上げてくれません。 しかし、korgのサポートセンターにメールで初回起動時の画面のスクリーンショ ットを送ると、ライセンスを発行してもらうことはできます。 このライセンスコードを見える人に手伝ってもらって貼り付ければ手間は減りま す。 vst hostでは、全てのソフトのプリセット100音色の変更が可能で、korgのサ イトで公開されているfxbファイルも読み込ませて音色を増やすことができます。 色が見えていてマウスを操作できるなら、m1とWAVESTATIONの画面でメモリーカ ードを選んで3000以上の音色を使うこともできます。 この五つのシンセは、logicではイコライザーのような画面は操作できますが、 音色の変更は全くできません。 Garagebandでは、何の操作もできません。 ネットでも少し話題になっていますが、Garagebandで、これらのソフトを動かす と、誤作動が起きるので、どこかにテキストパスのようなものを入れないといけ ないようです。 もう一つのエフェクトソフトですが、vst hostでは100個のプリセットの切り 替えができますが、logicでは、今の段階ではエフェクトを使うことはできない ので、使用できません。。 以上お伝えしたとおり、有料のものでも使えないものがあり、検証することも難 しいので、われわれ視覚障害者にとって、音楽ソフトはまだまだ使いにくいとい うことですね。 ですから購入の際には、お気をつけください。