菊池さん、鈴木さん、皆さん 横浜の井上です。 菊池さんの文字化けしたメールは、私が受信したものはThunderbirdで文字化けし、「テキストエンコーディングの修復」という機能で読むことができました。 分析してみると、 文字コードを示すヘッダーはiso-2022-jp 実際の文字はEUC-JP という不思議な状態になっていました。 原因は半角の中点(U+FF65)という文字でした。これは半角カタカナに属する文字で、メールで用いられるiso-2022-jpという文字コードでは扱えません。 メーリングリストのプログラムがメールを加工する際に、iso-2022-jpに変換する処理もしていると思うのですが、iso-2022-jpで扱えない文字が来たために想定外の動作をしたものと思います。 メーリングリストは最後にフッターを付けたりする処理が加わるので、送ったメールがそのまま転送される訳ではありません。そういう点で、個人間のメールよりも守るべき約束事が多いとも言えます。 ・できるだけiso-2022-jpを使用する(UTF-8でも大丈夫なケースは多いと思います) ・半角カナは絶対使わない。普通半角カナを好んで使うことはないと思いますが出現しやすいのが顔文字の中です。 ・絵文字、機種依存文字はできるだけ使わない。見る人によって違う文字に見えたり、文字によってはiso-2022-jpで扱えずに文字化けしたりします。 ・テキストのメールにする。HTMLだと変換処理が複雑になったりサイズが大きかったり、読めないメーラーがあったりします。 といったあたりを気をつければ文字化けは防げると思います。 -- Koichi Inoue (ARGV)