品川です。 OKOアプリの感想やリクエスト、ありがとうございます。 伝えておきますね。 まだまだお待ちしております。 ところで、11月に開催されたアイラウンジのオンラインイベントにMichielさんと通 訳の方が参加されておられました。 私は一部しか聞けなかったのですが、その中でも類似のリクエストが出ていました。 そのときの書き起こしテキストや報告記事などが公開されていればよいのですが、私 は見つけられていません。 印象に残ったやり取りを紹介すると、 質問: 信号の色はサウンドではなく、音声で「赤 青」と読み上げてくれる方がわ かりやすいのでは? 答え: 元々はそうするつもりだった。しかし、読み上げ音声はうるさく感じるという 声が出てきたのでサウンドに切り替えた。 関連の意見として、 サウンドはそのままで、画面にタッチしたときに「赤 青」というようにVoiceOver に読み上げさせればよいのでは。 質問: Androidアプリのリリース予定はないか? 答え: Android端末はメーカーによって性能が異なるので、動作確認するのが難し い。よってリリース予定は今のところはない。 質問: ハンズフリーで使いたい。OrCamなどは利用できないか? 答え: OKOアプリが公式にリリースされているのはベルギーを含めて3カ国。そのう ちの一つがオランダ。オランダといえばEnvision AI。エンビジョンのチームとは意 見交換したことがあり、エンビジョングラスの利用を考えたこともあった。それを実 現しようとすると、エンビジョングラスで読み込んだ映像データをiPhoneに転送して OKOアプリで認識処理することになる。そうなると遅延が発生する。実用的ではない ので、グラス型の製品としてはアップル純正のものが出てくるのを待っている。 ちなみにエンビジョングラスはAndroidで動いているので、Androidアプリをインス トールするということも考えられそうですが、それができてもスペック的に認識処理 できないというようなことをおっしゃっておられました。 質問: 外付けできるカメラを利用することでハンズフリーにはできないか? 答え: iPhoneに外付けできるカメラは今のところはない。 そのようなやり取りがありました。 話は変わりますが、Androidに外付けできるメガネ型の製品として、アメリカでは次 のようなものが販売されています。 ARxVision https://arx.vision/?customer_posted=true#contact_form USB-Cでケーブル接続するタイプの製品です。 視覚障碍者向けに開発されているARxアプリは文字認識や風景の説明などをしてくれ るようですが、映像はARxVisionのカメラを利用するようです。 1299アメリカドル。 ARxアプリ以外でも活用できるのかどうかは不明。 近いうちにAiraのビデオ通話でも利用できる予定だとアナウンスされています。 AiraとはBe My Eyesの有料版というか、 アイコサポートが目標にしていそうな英語圏での視覚支援サービスです。