品川です。 まだまだiOS 16にはアップデートしない方がよさそうです。 iOS 16のアクセシビリティ項目に「Apple Watchミラーリング」が加わりました。 ペアリングしているWatchの画面をiPhoneに表示させて、iPhoneのタッチスクリーン でWatchを操作するという機能です。 興味深いのは、ミラーリング中のWatch側VO音声はiPhone本体から出力されることで す。Watch側のタッチスクリーンで操作した場合でも、iPhone本体から出力されま す。 iPhoneとペアリングさせたBluetoothイヤホンを装着すれば、二つの読み上げ音声を 同時に聞くことができます。 対応しているApple Watchはシリーズ6, 7, 8。 おそらくWatchOS 9にしておく必要があるのだと思います。 使わないとミラーリングは自動的に切断されてしまうので、常時ミラーリングしてお いてくれたらなぁと感じました。 iPhoneでApple Watchを操作する - Apple サポート (日本) https://support.apple.com/ja-jp/guide/watch/apd890848603/watchos 逆にApple WatchからiPhoneを操作することができます。WatchOS 9の設定アプリの中 に「近くのデバイスを操作」という項目が加わっています。 同じApple IDでiCloudにサインインしているデバイスがあるとその名前が表示される ので、iPhoneやiPadをApple Watchのタッチスクリーンで操作できます。おそらくOS は16である必要があるのかもしれません。 このときのVoiceOver読み上げ音声はそれぞれのデバイスから出力されます。 Apple Watch SEでも利用できるそうです。 Twitter上で教えていただきました。 市川さん、ありがとうございます! Apple Watchはすぐに画面スリープしてしまうので、アクセシビリティのショート カットに「近くのデバイスを操作」、この一つだけを追加しておけば、素早くiPhone をコントロールできそうです。 Apple Watchで近くのデバイスを操作する - Apple サポート (日本) https://support.apple.com/ja-jp/guide/watch/apdbf0e78757/watchos 実際にリモート操作することで便利なシーンはどれだけあるのだろうと、ちむどんど んしてはいませんが、自分が中心になって周りの物をコントロールできるというの は、手塚ゾーンに入った感覚を与えてくれそうではあります。 まあ複数のデバイスを切り替え操作できるBluetoothキーボードを使えばよさそうな 話で あるかもしれません。 話は戻って、 Apple Watchミラーリング、てっきりApple Watch SEでも利用できると思っていたの で、対応機種ではないというのが驚きでした。 iOS 16ではパーソナライズされた空間オーディオのプロファイルを作成できますが、 TrueDepthカメラ搭載iPhoneでなければ設定できないようです。 イヤホンはもちろん空間オーディオ対応製品である必要があります。 ホームボタンありのiPhoneではプロファイルは作成できないことになりますね。 今後のApple製品、モデルによっては利用できない機能が増えていくのかもしれませ んね。