横浜の井上です。
このMLでこのところゆうちょ認証アプリの規約同意画面の操作について話題になっていますね。
友人から、同意画面は突破できたものの、その次に出てくる本人確認書類と顔写真によるeKYC本人認証が自力で難しいという話を聞きました。
結論としては自力ではかなり厳しいです。
この本人認証は2021年11月頃から導入されたようです。私はそれより前に利用登録したので経験していませんでした。
ゆうちょダイレクト画面にはEKYC本人認証未実施(制限なし)と出ていました。制限なしなので高額の振り込みも実施できていました。
手伝ってもらえる状態にあったため、試しに口座情報を削除して再登録を試して見ました。
説明を読み、規約への同意画面は画面認識を使って進めることができました。
(お客様番号やパスワードを入力したのがこの前だったか後だったか忘れました。)
すると本人認証を求められます。ここではいくつかの書類が利用できますが、私はマイナンバーカードを利用しました。
マイナンバーカードを読み取る前に生年月日、有効期限に加えて「セキュリティコード」を求められます。このセキュリティコードはカードに印字されている4桁の数字で、証明書のパスワードなどとは違った番号なので、あらかじめ読んでもらって控えておく必要があります。
カードを読み取ると顔写真の撮影段階となります。ここでは顔が特定の枠に入るようにカメラの位置を調整したり、指示に従って口を開けたりする必要があります。枠の中に正しく入ると枠の色が変わるそうで、顔をどうしたらいいかの文字による十分な説明はありません。家族に見てもらいながら実施しましたが、なかなか調整がうまくいかず1・2分は試行錯誤したと思います。
ここまで来てようやく確認番号による認証に入り、それが終わると登録完了です。
今はゆうちょダイレクトのトップ画面で「eKYC本人認証:
実施済み(制限なし)」となっています。
今使えている人は好奇心で再登録を試さない方がよいということをまずはお伝えしたいです。
それからおそらくスマホを機種変更する時には再登録が必要なので、覚悟と準備が必要です。
また、eKYCによる本人確認はお金が関わるいろいろなところで使われるようになってきていて、提供元も複数社あります。社会インフラに近いものになりつつあるので、フィードバックしていかないとだめだと感じました。
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Koichi Inoue (ARGV)