茨城の森住です。 らくらくホンからiPhoneに機種変更する中高年の方が増えています。そこで、 ここからは初めてらくらくホンからiPhoneに機種変更する人へのアドバイスになります。 転送/転載/添削自由です。 購入の際に、メールで携帯電話に転送するか、印刷してショップに持って行くと、手続きがスムーズにいくでしょう。 ショップから自宅に帰宅した後に実施することも書いています。 ここから あらかじめ自分が視覚障害者でありVoiceOver使用者である事を、事前に予約の時に申し出ておくと良いでしょう。 iPhoneに有料のアプリ(EnvisionやBlindSquareなど)をインストールして使いたいのであれば、 事前にコンビニで、iTunesカードを一万円文ほど購入して、ショップに持参してください。 支払いにクレジットカードを使いたいのであれば、クレジットカードを用意して下さい。 ■ショップでやってもらう事。 ●まずは契約プランの選択。 ・一番安いプランで最初は様子を見て下さい。足りなかったら、後で変更すればいいです。 ・ドコモが提供している、有料のデータバックアップサービスは、無料で5GBのiCloudがありますから、契約しなくていいです。 ●Apple IDの取得。 ・Apple IDは、新規に取得する@iCloud.comのメールアドレスが使えます。 今まで使っていた、@docomo.ne.jpなども使う事も出来ますが、 将来、さらに料金が安い携帯電話会社に乗り換えることを想定すると、@iCloud.comや、@gmail.comなどの、メールアドレスを使うのが良いでしょう。 ただし、_(アンダーライン)とかの記号は、入れない方が後々面倒がなくていいです。 一度作成したApple IDのメールアドレスは、後で自分で変更できます。 また、各種SNSサービス、Amazonや楽天などショッピングのアカウントに使用するメールアドレスも、 DocomoやAuなどのキャリアのメールアドレスではなく、GMailやYahooなどのメールアドレスにする事をお勧めします。 ・Apple IDのパスワードは、半角大文字アルファベットと数字が混ざった、8文字以上の英数字を決めておいて下さい。 アルファベットの大文字は、最初に一つのほうが、後々面倒がなくていいです。 それと、アルファベットと数字を入れ替えるのに、次のキーボードを切り替えなくてはいけないので、 アルファベット数字アルファベット 例えば、Aa1235xzという風にしてしまうと、面倒です。 例えば、Mm123456など、最初の一文字目が大文字のアルファベット数字というパスワードがおすすめです。 ・今後、Apple IDの変更の時などのために、本人確認目的の三つのセキュリティー質問を設定するのですが、 このセキュリティー質問は、一字一句正確に点字やテキストに控えておいて下さい。 漢字、ひらがな、カタカナ全角半角を区別します。 ・今回新規購入したiPhoneの IMEI を、テキストまたは点字に控えておいてください。 設定→一般→情報の中に表示されています。 今後Appleテクニカルサポート 電話0120-277535 へ問い合わせする時に必要です。 ●iPhoneの設定について。 ・今まで使っていた携帯電話の電話帳を、iPhoneの連絡先にインポートしてもらって下さい。 マイクロSDカードを使って、*.VCFファイルをメールに添付して、自分でiPhoneの連絡先にインポートすることもできます。 ・ドコモSPモードメール、メッセージR、iCloud.comのメールを送受信できるように、マイドコモから設定プロファイルをダウンロードして、 インストールしてもらって下さい。 設定後は送信/受信テストをして、動作を確認してもらって下さい。 メールアドレス、メールのパスワードは、上記Apple ID/パスワードと同様、正確に記録しておいてください。 ・コントロールセンター の中で、画面の向きをロック おンにしてもらってください。 ・設定→画面表示と明るさ で、自動ロックは、3分以上にしてください。 ・設定→Touch ID/Face IDとパスコードで、6ケタのパスコードと、指紋または顔認証を登録してもらってください。 指紋は、複数の指を登録すると良いでしょう。 Face IDを使用するには注視が必用 オフ、さらに 画面注視認識機能 オフ にしてください。 6桁のパスコードは、忘れないで、暗記してください。 **パスコードを忘れると、[iPhoneを消去]する事になります。絶対に忘れないで下さい。** ・設定→自分の名前Apple IDの、上記のAppleID、パスワードでログインし、 iCloud で、 iCloud Drive、写真、メール、連絡先、カレンダー、リマインダー、Safariキーチェーン メモ、Wallet、バックアップなどすべてをオンにしてもらってください。 ・設定→一般内で、 Siriはオン キーボード の中で、キーボード3をタップして、 新しいキーボードを追加 で、 日本語ローマ字 を追加してもらってください。 ・音声入力 もオンにしてもらってください。 ・設定→アクセシビリティー の中で、 タッチ→簡易アクセス オフ 常に通知を読み上げる オンにしてください。 ショートカット で、VoiceOver のみを選択してもらってください。 ・設定→アクセシビリティー→VoiceOver→ローター のなかで、 テキスト選択を選択中に、コンテナとランドマークと入力モードは未選択にしてください。 ・VoiceOver の設定項目で、 読み上げ速度を一本指上下フリックで、聞きやすい速度に、変更してください。 ●その他 ・iTunesカードによる、お金のチャージ方法を、店員さんに教わって下さい。 (App Storeを開いて、iTunesカードを、背面カメラにかざす。) ・セキュリティー上、ショップの店員さんに渡した、パスワードを記載した墨字は、iPhoneを設定後 回収するか、その場でシュレッダーしてもらって、破棄して下さい。 ●一通り設定してもらったら、VoiceOverをオンにした状態で、各スイッチの説明を教わって下さい。 ・サイドボタンとボリュームボタンによる、画面のロック、電源の切り方、 ・指紋(Touch ID)や顔認証(Face ID)パスコードでのロックの解除の仕方。 ・ホームボタンの基本的な使い方、 2回連続押ししたときの、アップスイッチャーの使い方、 ホームボタンのない機種で、ホーム画面/アップスイッチャー/通知センター/コントロールセンターの出し方。 ホームボタンまたは、サイドボタン3回連続押しショートカットで、VoiceOverのオン/オフの操作ができること。 ・着信サイレントスイッチ、・ボリュームボタンの位置と使い方。 ・ライトニングコネクターの位置と、使い方、充電のしかた。 パソコンとの接続の仕方。 ・二本指ダブルタップでの、電話の応答と切断。 ・ボリューム上ボタン → 下げボタン→サイドボタン長押しでの、強制再起動の仕方。 ●別売りアクセサリーについて ・最近のiPhoneには充電器が付属していませんので、急速充電ができる20Wの充電器を購入すると良いでしょう。 ・USB-Cポートがないパソコンには、USB-Aオス→USB-Cメスの返還ケーブルが必要になります。 ・ケースは、好みがありますが、落下防止のためストラップ付きをおすすめします。 タッチパネルが隠れてしまうブック型は、面倒なので、おすすめしませんが、これは、好みが分かれるところです。 ・画面保護フィルムは、汗をかいた指でも、滑りがいいさらさらしたものをおすすめします。 ■帰宅後に視力を借りて、してもらうこと。 ・設定→Wi-Fiで、自宅の無線LANの電波を選択し、 Wi-Fiのパスワードを入れてもらって下さい。 通常は、13桁の英数字になっています。 右スワイプで、接続を確認切り替えボタンはオフにしてください。 そして、設定接続後は、画面上部のステータスバー項目で、Wi-Fiがオンになっている事を確認してください。 iOSのアップデートを促すダイアログがそのうち出てくると思いますので、電源に接続した状態で、iOSをアップデートしてみてください。 以上です。