品川です。 これまで日本のApp StoreではリリースされていなかったSupersenseアプリが、日本 でもダウンロードできるようになっています。 「Supersense - AI for Blind」をApp Storeで https://apps.apple.com/jp/app/supersense-ai-for-blind/id1484547836?l=ja このアプリはEnvision AI、Sullvan+、Seeing AIのようなスマートフォンのカメラを 用いた視覚支援アプリです。 メニュー言語は英語です。 Envision AIのようにサブスクリプション性になっていますが、一部の機能は無料で す。数日間はすべての機能がお試しできます。 ちょうどEnvision AIアプリはブラックフライデーセールをやっていますが、 Supersenseもホリデーシーズンなどにはディスカウントセールをやっています。 クイックリードという文字認識モードは無料です。 文字認識は複数のモードから選べます。 Quick Read: Envision AIでいうところのインスタントテキスト(すぐに読み上げ)で す。カメラをかざすだけで認識された文字を読み上げます。 Document read: 写真撮影して認識処理しますが、撮影の前に詳しいガイダンスが流 れて自動撮影できます。右へ、左へ、手前へ、書類の近くへなど、細かなガイダンス は親切ですが、慣れてくるとかなりうっとおしいです。 Smart scan: クイックリードとドキュメントリードを合わせた文字認識。カメラをか ざしていれば自動判別して都合のよい方法で認識処理します。 その他の機能としては、Explore(物体を探索)、Currency(日本円には非対応)、 Magnifier、Barcodeがあります。 実用的な機能はやはりOCR。 ドキュメントリードは認識速度が速いです。 しかし、優良プランを購入しなくても、無料のクイックリードが使えれば満足できる と思います。 アプリはメールアドレスを登録してから使用することになります。 クイックリードで日本語を認識させるための手順だけ記しておきます。 「Menu」 -> 「Settings」 -> 「Script」と進み、 「Japanese」を選択しておきます。 クイックリードを使用するには、 backしてアプリのトップ画面に戻り、 「Sellect feature」をタップすると機能メニューが表示されます。 「Quick Read」をタップすればカメラで捉えた文字を認識して読み上げてくれます。 ちなみにこのアプリはAndroid版もリリースされていますが、クイックリードの日本 語認識にはまだ対応していないようです。