平瀬です。 大森さんの投稿を読ませていただいて、思いついたことがあり、書かせていただきます。 点字ディスプレーは、当初は盲聾二重障害者にしか給付されませんでした。名古屋市も、二・三年前から視覚単独障害者にも給付されるように なりました。これには、地元視覚障害者協会からの市への働きかけが大きかったことは間違いありません。 そして、メーカーが機器展に出展したり、出張ミニ講座をしたことが、当事者への有用性を伝える力になりました。 谷口さんたちが全国に出張するには多大な経費と体力が必要だと思いますが、歩行レコーダーのモニターユーザーを増やしたり、iPhoneやパソ コンの使い方の支援をしているボランティア団体にも貸与して、周囲に広めてもらうことなら難しくはないのではないでしょうか。 四人のモニターの方々も、全国に出張することで、歩行レコーダーを使用する頻度が増すでしょう。 そうすれば、iPhoneで使うにしても、せっかく位置情報を記録するならナビと動画撮影を一つのアプリで実現できないだろうかといった実証実 験にもつなげられるでしょう。 全国の視覚障害者や支援していただけるボランティア団体をまき込むことで、行政も動かすことができるのではないでしょうか。