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21120 スクリーンタイムを使ってのレポート





いつもお世話になります、滋賀県の二木です。

いつもはIOSがメジャーバージョンアップしてもマイナーアップがある
二ヶ月後くらいまで待っているタイプなのですけど、ペアレンタルコントロール
にもなるスクリーンタイムが搭載されるということでIOS12はいち早く
バージョンアップしました。大きな不具合もなく、特にiPadはXシリーズと
操作が統一されて使うのが余計楽しみになりました。

それでスクリーンタイムを利用してのレポートです。原文は三ヶ月半前の
ブログへ追記して修正したものなのですけど、関係部分だけを下側に貼り付けて
おきました。


(追記あり)子供へスマートフォンを与えるまでの奮戦記
http://d.hatena.ne.jp/myakushin2001/20180606


 IOS12になると「設定」の中にスクリーンタイムという項目が追加されるので、こちらを利用するのがIOS標準であり安全で便利です。一日の端末使用時間や持ち上げた回数などを自動的にカウントするだけでなく、画面を消す機能やアプリの使用時間制限を設定することができます。ネット依存になりかかっている意志の弱い人は、
自ら制限モードにしておくべきです。またファミリー共有になっていない子供の端末あるいは親のアカウントで複数ログインさせているiPadなどは、親だけが知っているスクリーンタイム専用のパスコードでロックすることにより使用制限をかけていくことになります。子供の端末にロックをかける場合リモートで操作不能にするなど
強制的なことができないのに、端末がテモトニあるということは逆に本人にとってストレスになるでしょうから、事前の話し合いがたい説田と思います。一時的に時間延長するときでも親へ端末を預けなければならないのは、非常に苦痛でしょうから、設定する前にどうしてコントロールが必要なのかを理解してもらう必要があります。
まぁ理解しようとしないのでこっそり設定してしまうというケースもあるかもしれませんけど、家庭内暴力にならないようご注意ください。
 すでにファミリー共有ができている場合は、相手がIOS12でなくてもスクリーンタイムでの制御ができてしまうところが素晴らしい。最初に夜間の使用不能になる時間帯を設定します。アイコンそのものは見えているのですが、使用不能の警告が出てきます。次にアプリの使用時間制限についてなのですけど、完全に個別に一つ一つ
のアプリが制御できるのではなく、エンターテイメントやSNSなどジャンルごとになっているのでこのあたりは完全個別にしてほしいと最初は思っていたのですが、運用していくと「こっちがだめになったから次はこれ」と次々にアプリを渡り歩けば結局は制限をかけていないのと同じになってしまうので、一括で夜間の利用不能とは
別に一日の利用限度時間という形で設定するのがいいという感じになりました。曜日ごとに利用可能時間は変更できるので、親子間の譲歩により平日と週末の利用時間を決めるというのがいいのではないでしょうか?
 使用可能な時間の5分前になると警告が出てきて、その後は使用不能となりますが時間延長のリクエストを送ることはできます。親は15分だけ・一時間だけ・終日のリクエスト承認をしますが、拒否もできます。その他に端末パスコードを勝手に変えられないようにするとかファミリー共有から勝手に抜け出せないようにアカウント
情報の編集をロックする機能もあるので、非常に強力です。大学生にもなり毎月の利用料金はアルバイトで稼いだお金で負担するくらいになると、そこからは自己責任でiPhoneの管理もさせればいいと思うのですけど、高校生まではファミリー共有の中で監視していくのがベターではないかというのが個人的意見です。IOSに組み込ま
れたスクリーンタイムですから、もちろんボイスオーバーですべて操作可能です。
 ペアレンタルコントロールの効果ですけど、アプリの年齢制限は試してみましたがこれは根拠が明瞭でなく意図しない動作になっていたので、キッズブロックでは使いませんでした。キッズブロックとスクリーンタイムどちらも同じですが、夜間の使用制限は子供と事前に約束をして導入したので、時間が来たなら自動的にアイコン
そのものが消失してしまいます。アイコンがないのですから子供も手の出しようがないという感じで、初日だけはごねていましたけど二日目からはあきらめムードであっさりと降参しています。また解禁されている時間帯でも食事中のyoutubeを停止しなかったりすると強制的にアイコンを消されてしまったことがあり、「これは逆らっ
ていると大変だ」とまぁまぁ大人の言いつけを守っています。まぁまぁというところが、やはり微妙ですが・・・。
 そしてスクリーンタイムのアプリ利用時間制限は、「どのようにして不自由を感じることなく使えばいいのか」を工夫するようになってきたと信じています。たとえば中学生は夜のタイムアウトが22時なのですけど、帰宅してくるのを18時としてアプリの制限時間を4時間と合意でしました。これなら帰宅してからはずっと使い続け
られる計算にはなっているので、朝に動画を見ることをやめましたし夜までに使うラインの時間を極力抑えたりなどするようになっています。休日は倍の8時間とはしているものの、今までなら動画が流しっぱなしだったのに別のことをやるようにしているみたいです。小学生は朝の集団登校に差し支えないように利用開始可能な時間
が遅く設定してあり、夜のタイムアウトも20時30分ですから3時間としました。雨の日など下校してからずっと家にいるときにはタイムアップさせてしまうことがあるのですけど、宿題や食事中は使わないようにと気持ちは抑え気味になってきています。小学生は親へ泣きついて脅かして利用時間を勝ち取っていた面があるのですけど、
自動的にアイコンが操作不能になるのだけは抵抗ができないので一応宿題はやるようになりましたが、先に全部片付けるようになってくれればいいのに。


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