こんにちは。福岡の藤川です。 iOS11のコントロールセンターの下の部分にアプリを追加することができるようになっていますが、追加できる項目の中に「アクセシビリティーのショートカット」がありましたので、試しに追加してみました。 コントロールセンターを開くと、確かに画面の一番下に「アクセシビリティーのショートカット」が表示されました。これをダブルタップすると、登録されている項目の一覧が出ます。私の場合、VoiceOverしか登録していないので、画面の中央に「VoiceOver」が選択状態で表示されました。これをダブルタップすると、VoiceOverが停止しました。 このままだと、Siriかホームボタンを使わないとVoiceOverをオンにできません。そこで、コントロールセンター株のアプリを整理して、「アクセシビリティーのショートカット」が右下に来るようにしました。具体的には、計算機を削除しただけです。 そして再びホーム画面からコントロールセンターを開き、「アクセシビリティーのショートカット」をダブルタップし、画面中央の「VoiceOver」をダブルタップしてVoiceOverを停止させました。 ここから、ホームボタンを押してホーム画面に戻り、ステータスバーにタッチした後画面を下から上に一本指でスワイプしてコントロールセンターを開きました。続いて画面右下、「アクセシビリティーのショートカット」があると思われる所をシングルタップし、さらに画面中央をシングルタップすると、VoiceOverがオンになりました。 ということで、アクセシビリティーのショートカットをVoiceOverのみに設定した上で、コントロールセンターのわかりやすい位置に「アクセシビリティーのショートカット」を置いておけば、Siriやホームボタンを使わずに、自力でVoiceOverをオンにできることがわかりました。 果たしてこれがなんの役に立つかはわかりませんが、視力のある人にサポートしていただくとき、コントロールセンターからVoiceOverをオンオフできたら便利かもしれませんし、もしかしたらiPhone Xのようにホームボタンのない端末でVoiceOverが不調を来したときに役立つかもしれません。 以上、取り急ぎのレポートでした。 やはり入力はダイレクトタッチ入力に限るというのが、私の実感です。もちろん点字シールを貼った上での、タネも仕掛けもある入力ですけど。 ところで、このメールを書いてから全文を読み上げさせると、「表」という文字のある辺りで読み上げがおかしくなるようです。これもiOS11特有の現象でしょうか。 失礼いたしました。 藤川敦志(iPhoneから)