品川です。 本日は別の端末でログインを試みました。 昨夜は何度か失敗しただけで成功した一筆書き認証でしたが、今回はけっこう苦戦しました。 そこでトライしてみたのが、マーク箇所の左上端から下に指を滑らせて、3行目にくると指を右に滑らせる。アルファベットのL字型になぞってみました。 マーク箇所の1行目左端と3行目左端の位置が分かるように、本体の側面に指を当てて目印にしました。 これだと比較的成功率が高かったです。 これについてはアイコンが整然と並んでいるからできることなんでしょうけどね。 この一筆書き認証の方法、よくわかっていないのですが、同じジェスチャー、同じ指の軌跡でアイコンをたどる操作を2会しろってことなんでしょうか? YOSHIMOTO, Koji wrote: > NHKにVoiceOver対応してほしいというメールを送ったら、 > 本アプリはVoiceOver対応していない、 > オンデマンドは受信料ではなく有料のサービスで > 受益者負担なので全ての要望に応えられないのでご理解ください、 > という回答が来て、 > どのように返事を書こうか考えているところです。 これはおもしろい回答をしてきたものですね。 たいていは「今後の検討課題とさせていただきます」などの答えが返ってくることが多いと思うのですけど、担当者はとても素直な性格なのか、それともNHKのコンテンツは一部の人だけが視聴できればそれでよいという考えが根底にあるのでしょうか。 私はそんな風に感じました。 これはこのアプリの開発元の考え方であって、NHK本体の考え方ではないことを願いたいです。 NHKオンデマンドの有料契約者の中にも視覚障害者はいるでしょうし、その人たちのアクセスのしやすさを考しないというのはちょっと無責任ですね。 ところで話は脱線しますが、NHKオンデマンドでは音声解説付の番組をどのように取り扱っているのか興味があります。 NHKテレビの放送番組の中には副音声解説付のものがありますよね。 今回NHKオンデマンドアプリで無料番組として視聴できる朝ドラ『ちりとてちん』を再生させてみました。 ビデオ画面で「代替トラック」の項目を開くと「オーディオと字幕」の設定ができるようです。 しかし、CC クローズドキャプションを選択できるようになっていそうですが、副音声解説については選べないようでした。 せっかく松田佑貴さんの声を聞けると思っていたのに残念です。 本放送では副音声解説が付けられていてもオンデマンドやDVD化されたものには副音声が付いていないと以前に聞いたことがあります。 最近ではどうなっているのか、Windows環境でのオンデマンド再生ではどうなのかは確認していません。 権利の問題が絡んでいるのかもしれませんが、この点についてNHKはどのような考え方を持っているのかはっきり示してほしいなと思っています。 たとえばNetflixの動画配信サービスでは、iOSアプリでも音声解説、オーディオディスクリプションが選べるコンテンツがあります。 Netflix制作の番組に限られるかもしれませんが、『デアデビル』の英語版には英語のオーディオディスクリプションが聞けるようになっていたのを確認しました。 また、英語版だけでしたが英語字幕を表示させた場合、その字幕の内容をVoiceOverが読み上げできるようになっていました。 ドラマの再生中に字幕を音声読み上げで確認させるという使い方をする人はいないでしょうが、技術的にはできるわけです。 映画監督の河瀬直美さんの次回作は「光」。 この作品の中には映画の音声解説に携わる人、オーディオディスクライバーが登場するそうです。 UDCastの音声ガイドや字幕に対応した映画の作品数はこれからどんどん増えていくようです。 来年は河瀬直美監督の作品がさらにその流れを後押しして、世間では音声解説が注目されることになるのではないかと注目しています。 そんな中でNHK、NHKオンデマンドの音声解説に対する取り組み、アプリの操作性はどうなっていくんでしょうね。 当事者がニーズを伝えていくしかないと思います。