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15828 iOS 10の写真アプリ、人の顔を見分けて分類してくれる機能「ピープル」





品川です。

iOS 10の写真アプリでは簡単な画像認識機能が追加されています。
Facebookみたいな感じですね。
写真の一覧表示の画面では簡単なキャプションが付加されています。
「建物」とか「植物」とか。

それとは別に人の顔を自動的に見分けて分類してくれる機能が追加されています。
家族の思い出写真とか、子育ての記録なんかを写真で残している視覚障害ユーザにとっては便利な機能なのではないのかなぁと思っているのですが、あまりレポートされていないようなので、実際には使えるものなのかどうか教えていただけるとうれしいです。

ピープル - iPhone ユーザガイド
https://help.apple.com/iphone/10/#/iph9c7ee918c


すでに人の顔写真を撮影しているという前提で使い方を紹介してみると、

1. 写真アプリを開く。
画面右下端の「アルバム」の箇所を1本指のダブルタップで実行。

2. アルバムのタイトルが一覧表示されているので、その中から「ピープル」を実行。

3. 人の顔として認識された写真はこの「ピープル」のアルバムに仕分けされています。
名前が指定されていない場合は「不明な人」と読み上げられます。
たとえば「不明な人 2枚の写真」と読み上げられた場合は、同じ人物の写真が2枚まとめられていることを意味します。
それぞれの人物に名前をつけておくと便利です。
この画面では、写真の撮影日時の情報は確認できません。
名前を付けたい「不明な人」の箇所を実行します。

4. この画面では日時を確認することができます。
日時からだれの写真なのかを推測できるのなら、また、人に見てもらって教えてもらう方が確実ですが、
画面の上部に名前の追加をするためのテキストフィールドがあるので、そこを開いて文字入力します。
たとえば「べっぴんさん」と入力するとします。
入力が終わったら画面の右下端にある「完了」ボタンか「done」ボタンを実行しておきます。

5. 一つ前の画面に戻ると、先ほどの不明な人は「べっぴんさん」という名前に置き換えられています。
それ以降、べっぴんさんの顔が写った写真はこの中にまとめられていくことになります。
複数の人物の顔が写っている場合はどう仕分けされるのかわかりません。

6. 同一人物なのに間違えて別人として仕分けされることがあります。
そのような場合は結合することができます。
画面の右上端にある「選択」ボタンを実行します。

7. 結合したい写真を1本指のダブルタップで選択状態にします。
画面の最下部には「非表示」、「お気に入り」、「結合」のオプションが並んでいるので、この中から「結合」を実行します。
本当に結合するかどうかの問い合わせがありますが、「結合」を実行します。
これで先ほど選択状態にした写真は一つのグループにまとめられました。
名前が変更されてしまった場合は前述の手順で名前をつけておきます。

8. 顔写真を撮影したはずなのにピープルのアルバムの中で表示されていない写真がある場合、「人を追加」を実行することで、不明な人たちを加えることができそうです。



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