浅賀さん、みなさんこんにちは。神戸の佐藤です。 浅賀さん、ご存知だとは思いますが、 Blind Squareは、基本的には周囲のお店や施設をその方角と距離で教えてくれるアプリです。 従って、アプリを立ち上げ、Bluetoothヘッドセットなどを装着して歩いていると、 周辺にある施設やお店を教えてくれます。 よく買い物に行く近所の商店街などでも、 知らなかったお店などが発見出来ておもしろいです。 また帰りのタクシーでお困りになったようですが、こういった時にも役立ちます。 まず、ご自宅マンションの入口前に立ちます。部屋の前では無く、マンションの入口前です。 そこでBlind Squareを立ち上げ、「場所を追加」ボタンをダブルタップします。 なお、Blind Squareは視覚障害者用に作られていますので、ボタンなどにフォーカスを当てると、 何をするためのボタンなのかのヘルプをしゃべりますので、 しばらく待ってみて、ヘルプを聞いてみて下さい。 場所の名前を入力します。住所が自動的に入力されていますので、 「テキストを消去」ボタンで削除し、例えば「自宅マンション前」などと入力します。 その下には、「指定の範囲に入った際に通知する」ボタンがあり、 設定すると指定した距離に入ると近づいた事が通知されます。 「保存」ボタンで保存します。 これで自宅をマイプレイスに登録出来ました。 マイプレイスとは、自分が目印としたい地点のGPS情報を登録する機能です。 例えば、よく行くお店や目印としたい施設、自動販売機、ポスト、 曲がり角、ベンチがある休憩出来る場所など、 歩いている際に目印としたい地点を登録しておきます。 すると、近づくとその方向と距離をしゃべってくれますので、 歩行時の目印に出来ます。 ポイントは、実際に登録したい地点の前に立って、 その地点のGPS情報を登録するという点です。 住所から登録すると、その敷地の中央のGPS情報が登録されますので、 病院やショッピングセンターなど、敷地が大きな施設などでは、 近くまで来ているはずなのに、まだ何十メートルも先だと案内されてしまいます。 ですので、極力目の前に立って登録した方が正確な案内が得られます。 自宅マンションの入口前に立って登録するのは、そのためです。 さて、帰りのタクシーで、運転手さんが場所を知らない場合、 Blind Squareを立ち上げ、右フリックで「マイプレイス 検索」をダブルタップします。 登録した「自宅マンション前」をダブルタップし、開いた画面で「目的地に追加」をダブルタップします。 これで、自宅が目的地に追加されました。 Blind Squareのトップ画面に戻りますので、「ツール」ボタンをダブルタップし、 「現在の目的地一覧」ボタンをダブルタップします。 その中から目的地である、「自宅マンション前」をダブルタップし、 「ルートを検索」ボタンをダブルタップします。 インストールされている地図アプリ一覧が表示されますので、 例えばもともとインストールされているMapアプリをダブルタップします。 情報がMapアプリに渡されアプリが開きますので、 右フリックして車、徒歩、交通機関から車を選択し、 「出発」ボタンをダブルタップすると、ルート案内が始まります。 ルート案内のしゃべる内容を運転手さんに伝えます。 これで自宅マンション前まで帰る事が出来るのではないかと思います。 一度、ヘルパーさんなどと同乗し、どのように案内されるか試してみるといいですね。 長々と書いてしまいましたが、Blind Squareは非常に便利なアプリです。 画面のボタンを選んでヘルプを聞き、ボタンを押してみて、 色々見てみて下さい。 ボタンを押したからと行って、かみつかれたりしませんから、 いろいろ押して何をするボタンなのか実際に見てみて下さい。 では、このアプリによって、浅賀さんの生活がより充実するものになればいいですね。