いつもお世話になります、滋賀県の二木です。 「お前まだやったんかい」と突っ込まれそうですけど、やっとiPhone5S 32GB IOS8.1へ二週間前に乗り換えました。 回線はdocomoなのですが、NMPでMVMOへ電話番号を転出させての契約です。 端末はネット通販でdocomoの中古を入手しています。 格安での運用に興味のある方も多いと思いますので、どなた蚊の参考になればと 私が体験した手順についてまとめてみました。 あっそうそう、勇み足ですがIOS8でテザリング設定は簡単にできました。 外出時にノートパソコンを持ち歩くことが多いので、iPhoneへの乗り換えは テザリングが安定してできる状況を待っていたとも言えます。 まず最初で最大の問題は、端末(iPhoneそのもの)の調達です。 キャリア契約であれば各種の提案をしてもらえるものの、全て自分で 決断して行かねばなりませんし、希望のものが見つかるかどうかという 保証もないので、ターゲットが絞れたなら粘り強く調べてタイミングを計り、 自ら手続きをして購入することになります。 ここはおまけ話も含めてかなり煩雑ですから、別メールで後から送信します。 端末が手元に届いたなら、wifi環境でセットアップ作業です。 電話回線が通じたならすぐ活用できるように、準備を整えておくということです。 このメーリングリストの参加者はよくご存じのことでしょうから、 この部分は省略します。 同時並行で、simカードの調達をします。 050電話さえ使えればいいのであればデータ専用カードになりますし、090の 音声通話付きタイプとの選択をします。 ここも話が煩雑になるのを避けるため、別メールで書きます。 NMPはまず、現在利用中のキャリアの担当窓口へ、NMP転出の連絡をして 予約番号をもらいます。有効期限は二週間です。 そして転出先で新規カード作成から契約手続きをして、NMP転入を選択します。 申し込みにはNMP転入の有効期限が、七日以上残っている必要があります。 つまり、転入先の手続きをあらかじめシミュレーションしてからNMP予約番号を もらうという手順でないとスクリーンリーダーユーザーは間に合いませんね。 NMP転入の番号も添えて申し込んだなら、本人確認の手続きがあります。 格安simはネット上で申し込むため、、指定された書類の中から写真撮影した 画像をアップロードする必要があるということです。身体障害者手帳が 含まれていたのはちょっと驚きでしたけど、きちんと写真が写っていなければ、 審査が通りませんから、ここは晴眼者にデジカメでの撮影をしてもらいました。 スマートフォンから直接アップロードする方法もあるようですが、今回は パソコンを使いました。 本人確認が取れたならNMP作業となるので、携帯電話が一日から二日程度 使えなくなるので、ご注意ください。 ショップで作業をしてもらうと一時間から半日程度で新しいsimカードに なりますが、通信販売の泣き所ですね。 この手続き中に、iPhone側では構成プロファイルをインストールしておきます。 構成プロファイルというのは、モバイル通信をするための設定情報を iPhoneへ登録することだと思っていただければいいでしょう。 今回は業者が用意してくれていたものをパソコンでダウンロードして、自分宛へ メールの添付ファイルとして贈りダブルタップを繰り返していけば、 インストールはすぐ完了しました。 構成プロファイルはWindowsでは作成ができないので、ご注意を。 simカードが届いたなら、ピンを押し込んでsimスロットを取り出しカードを セットして、端末へ戻しました。この作業は触れば分かるので、独力でできます。 さて端末の再起動が何度か必要だろうと思っていたのですが、実にあっさり そのままNTT docomo回線の表示がされ、wifiをオフにしてみると鍼灸院の 建物内部でもしっかりLTEを捕まえていました。当たり前ですね、 散々今までも格安simでのモバイルルータを使ってきたのですから。 それからこれも当たり前ですが、電話番号も今までのものがすぐ使えていました。 ここまでを写真撮影や一部の書類確認を除いては全て自力で行ったのですけど、 端末が手元に届いてから一週間での作業でした。何度もない作業とは いいながらも、エネルギーはそれなりに必要でしたね。 これから嫁さんの分を、もう一台同じ作業をして行かねばなりません。 これでiPhone同士ならフェイスタイムオーディオを使い、eoユーザーなので ララコールが無料で使えますから相手にも050番号があればそちらで ほぼ無料ですし、lineやスカイプにGコールも活用すれば、もしくは 楽天電話の3分0円が今は実施されていますし、相手が通話し放題だと かけ直してもらったなら通話代金はほぼ無料ということで、月刊の ランニングコストは2000円で充分です。 ただし、ここまでの手間を自分でできること、以後は端末を自己責任で 管理していく覚悟があることが条件です。 視覚障害者の場合にはナビアプリが充実してきたので、見合うだけの 投資価値がある人が多いとは思いますけど、それでも使う目的がハッキリして いなければスマートフォンの維持費はバカになりません。 私は仕事上、携帯電話にあまり依存していなかったので、今から嫁さんと 二人分のスマートフォンへの乗り換えはキャリア版だとランニングコストが あまりにも重荷になるので、自己責任の方を選びました。 自宅と職場それぞれにネットはありますから、モバイル通信もそこまでは 不要だったということもありました。 便利さと安心のキャリア版か自己責任を伴うものの格安かは、それぞれの 判断ということになりますね。