品川です。 この頃はiPhoneやAndroidスマートフォンと連携させて使う活動量計や体組成計な どが発売されていて、フィットネス分野やヘルスケア分野での需要拡大が見込まれていま す。 iOS 8ではどのようなサービスや機器と連携できるのか楽しみです。 さて、エー・アンド・デイ、A&DではBluetooth対応の血圧計を販売していますが、実際に 試してみた感想です。 iPhone / iPadにつながるBluetooth内蔵 パーソナル血圧計 UA-851PBT-C http://www.aandd.co.jp/adhome/products/hhc/ua851pbt-c.html iPhoneとiPadで使用してみました。 血圧計本体にはボタンが一つあるだけです。 これは血圧測定の開始ボタンです。 Bluetoothペアリングのためには専用のペアリングボタンはなく、血圧計本体に乾電池を 装着すると、自動的に1分間がペアリングモードとなります。 そして、その間にiデバイス側でペアリングを実行します。 測定された数値は血圧計本体のディスプレイに表示されます。 本体には音声読み上げ機能はありません。 次のアプリをインストールして起動しておけば、数値をiデバイス側にも表示してくれま す。 BPNote Lite(hazelnutworks) https://itunes.apple.com/jp/app/bpnote-lite/id331437455?mt=8 bodycloud https://itunes.apple.com/jp/app/bodycloud/id566827486?mt=8 どちらのアプリでもボイスオーバーで数値を確認できます。 数値を確認しやすいのはBPNoteの方です。 朝晩のデータを履歴として保存できるので、記録をつけている人には便利だと思います。 たとえば、晩に3回計測した場合、最新のデータのみがその日の晩の数値として記録され ます。 三つともが記録されて確認できるわけではなさそうです。 エー・アンド・デイは音声読み上げ機能付き血圧計を発売していて、最新型は2013年8月 に発売したUA-1030Tです。 こちらは90件の結果を保存しておけます。 ただし、私が試した時には、測定した日時を音声で読み上げしていませんでした。 音声血圧計とBluetooth対応の血圧計とを比べると、 すぐに数値を確認したい時には音声血圧計が便利です。 大して、Bluetooth対応の血圧計だと、いちいちiデバイスの画面で数値を読み上げさせる のは手間です。 しかし、毎日の記録を残しておく必要のある人や、点字ディスプレイで数値を確認したい 人にはよい選択肢になるだろうと思います。 エー・アンド・デイではBluetooth対応の体組成計も発売しています。 Bluetooth内蔵 体組成計 UC-411PBT-C|ICT http://www.aandd.co.jp/adhome/products/hhc/uc411pbt-c.html こちらの製品ですが、Bluetoothペアリングは血圧計のように簡単ではなく、身長や年齢 などを入力するステップがあるので、少し難しいです。 説明どおりに行えば画面の見えていないユーザーでも自力で手続きを完了できます。 この製品も上記二つのアプリが利用できますが、 BPNoteでは体重の値しか確認できません。 bodycloudではレイアウトの問題で、どの数値が何の値なのかを確認するのがかなり難し いです。 実際のところ、タニタの音声読み上げ対応の体組成計の使い心地の良さと比べてしまうと 、気軽に計測したくなるという印象派持てませんでした。 新しく自前のアプリを開発しているという離しなので、それによっては使い勝手がよくな るかもしれません。 エー・アンド・デイではお試し希望の人に、ここで紹介した二つの製品を貸し出してくれ るサービスを行っています。 Bluetooth対応の体組成計については他のメーカーからいくつか販売されているので、ボ イスオーバー環境で実際に使っている人は多いかもしれませんね。