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4715 Re: いまさらな質問ですみません





森川さん、みなさんこんにちは。神戸の佐藤です。

From: 森川恵美子
Sent: Sunday, September 22, 2013 1:59 PM
To: aa@xxxxxxxxxxxx
Subject: [aa:4605] いまさらな質問ですみません

> 今度はなんとか音楽の転送を憶えたいと思います。
ほんとうに迷惑な話なのですが、どなたか、こんな猫レベルの森川にも、わかるように順番を教えていただけますでしょうか?

遅ればせながら、音楽の同期について書いてみます。一応、PC-Talkerで操作してみました。

1. iOSデバイスをパソコンと接続し、iTunesを立ち上げます。

2. サイドバーが表示されていれば、「ソースの選択 ムービー」などとしゃべるはずです。もしこのようなことをしゃべらなかった場合は、Altキーでメニューバーに移動し、「表示」で「サイドバーをひょうじ」まで↓キーで移動し、チェックが付いているか確認して下さい。チェックが付いていなければEnterキーをおします。するとサイドバーが表示されますので、「ソースの選択・・」としゃべる所までTabキーを押します(この場合はShift+Tabキーで戻った方が早いかもしれません)。

3. ↓キーを何度か押して「デバイスソース」としゃべる所へ移動し、もう1回↓キーを押し、「○○のiPhone」などとしゃべる所へ移動します(iPodならiPodに読み替えて下さい)。

4. 3回Tabキーを押すと、「空き領域○GBの選択 概要チェック」としゃべります。ここからが何を転送するかを選択する部分になります。現在は「概要」にチェックが付いています。

5. Tabキーを押して行くと、「空き領域○GBの選択 情報」、「空き領域○GBのアップ」などとしゃべりますので、「空き領域○GBの選択 ミュージック」としゃべる所まで移動し、スペース
キーを押してチェックを付けます。でも、PC-Talkerは何もしゃべりません。

6. Tabキーで「空き領域○GBの選択 ムービー」に移動し、Shiftキー+Tabキーで戻ってミュージックにチェックが付いていることを確認します。

7. Tabキーを何度か押して、「空き領域○GBの選択 写真」としゃべったら、もう1回Tabキーを押すと、「テキスト」としゃべります。ここからがミュージックの同期の設定画面になります。

8. Tabキーを押すと、「音楽の同期を切り換えチェック」としゃべります。しかし、実際はチェックは付いていません。しかし、ここは無視してTabキーを押します。

9. Tabキーを押すと保存されている曲数をしゃべり、またTabキーを押すと、「ミュージックライブラリ全体を同期 チェック」としゃべるはずです。ライブラリー丸ごとを転送す
る場合はここにチェックが入ったままにします。僕は丸ごと転送することを強く推奨します。その理由は後で説明します。

ここで「選択したジャンル、アーティスト、アルバムを同期」という項目を選択することも可能です。すると、選択したものだけが転送されます。ただ、これにチェックを入れてアーティストやアルバムなどを選択する部分が、PC-Talkerでは非常に分かりにくいです。Tabキーを押して行くと、プレイリストのテキスト、アーティストのテキスト、ジャンルのテキスト、アルバムのテキストなどとしゃべりますが、選択する箇所が見当たりません。

ところが、Tabキーを押しても何もしゃべらない所で↓キーを押すと、ドメスティック、Jポップなどとしゃべります。ここはジャンルを選択する所で、ジャンルを選んで転送するのであれば、上下矢印キーで選択し、スペースキーでチェックを入れます。しかし、アーティストやアルバムの選択肢が見当たらないのです。TabキーやShiftキー+Tabキーを押したりして、何もしゃべらない所で↓キーを押したりしていると、アーティストやアルバムを選択出来る箇所が見つかりました。これはやってみてもらわないとどうも説明できません。見つかれば、アーティストを選択するのであればアーティストにチェック、アルバムならアルバム名にチェックを入れます。

10. Shiftキー+Tabキーで、手順8の音楽の同期の切り換えチェックなしとしゃべる所まで戻ります。最初は「チェック」としゃべっていたかもしれませんが、ここで戻った時にはチェックは入っていないはずです。

11. スペースキーでチェックを付けます。初めて同期を行う場合は何も起こりませんので、Tabキーを何度も押して「適用」ボタンまで進み、Enterキーで実行します。たぶん、進行状況をしゃべると思いますが、同期が終了すると効果音が鳴ります。同期が終わったら、何度かTabキーを押してサイドバーに移動し、○○のiPhoneに移動し、アプリケーションキーを押し、「取り出す」でEnterキーを押します。それからiPhoneをパソコンから取り外します。必ずこの手順で取り外して下さい。

初めての同期の手順は以上の通りです。ここからは2回目以降の同期手順です。

① 2回目以降に同期を行うと、11の手順で「音楽を同期」にチェックを入れると、その瞬間にメッセージが表示され、「OKの確認」としゃべります。Tabキーを押すと、キャンセルと削除ボタンがあります。このメッセージは、同期を行うとiOSデバイス側にある音楽データは全て削除されますというメッセージです。理由は後述しますので、ここでは「削除」でEnterキーを押します。削除を選択しないと同期は行えません。

② 「音楽を同期」にチェックを入れます。今度はメッセージは表示されないはずです。

③ Tabキーで「適用」ボタンへ進み、Enterキーを押して同期を実行します。後は11の手順通りにiOSデバイスをパソコンから外します。

※ ライブラリー全体を転送するのを推奨する理由

iTunesを使った同期では、

Ⅰ. iTunesで音楽の同期を行うと、iOSデバイスにある全ての音楽データはいったん削除され、手順9で選択したデータが転送される
Ⅱ. 同期は常にパソコン→iOSデバイスの一方通行で、iOSデバイスのデータがパソコンに上書きされることはない

という動きになるということを知っておいて下さい。普通、iOSデバイス側にないデーターだけをパソコンからコピーすれば良いと思いますが、iTunesを使った同期では、いったんiOSデバイス側のデータを全削除し、再度全データーをコピーするという仕組みになっていますので、手順11で全データが削除されると言われるとためらってしまいますが、そういう仕組みだと分かっていれば慌てることはありません。

特に設定を変更していなければ、iTunesをインストールしている場合、iTunesが音楽ファイルを再生する規定のプログラムに設定されていると思います。マイファイルやエクスプローラーでファイルを選択し、Enterキーで再生させればiTunesが立ち上がるはずです。

アップル社は基本的に、パソコンに保存されている音楽ファイルは全てiTunesが管理し、聴きたい曲はプレイリストに登録し、音楽を聴く時はプレイリストを再生するという考え方を持っています。音楽ファイルは何もいわゆる音楽ばかりではありません。CDから取り込んだ落語や英会話、あるいは会議の様子を録音したボイスレコーダーのファイルなどもあると思います。これらはパソコンで聴くかもしれませんが、iOSデバイスには転送したくないかもしれません。でも、iTunesでこれらを再生すると自動的にライブラリーに登録され、転送の対象となります。これらのファイルがマイミュージックフォルダではなく、全く別のフォルダ、外付けHDDに保存されていても再生すれば転送対象となります。

こうなると、転送したくないファイルはiTunesで再生せず、メディアプレイヤーなど、他のプレーヤーで再生するか、iTunesを規定のプレーヤーから外すしかありません。そうなると、大変ややこしいですし管理が大変になってしまうのです。そこで、音楽ファイル(落語や英会話なども含む)はiTunesで一括管理し、iOSデバイスには転送対象を選択するのではなく、全てを転送し、聴く場合は事前に作っておいた、聴きたい曲だけをまとめたプレイリストを再生するというのが一番管理が簡単で、同期の設定も簡単なのです。そしてこれがアップルが推奨する方法です。

手順9でアーティストやアルバムなどを選んで転送することも可能ですが、注意が必要です。既に書きましたが、基本的に同期を取る場合、iOSデバイス側の音楽データは全部消去され、手順9で選択したものが新たに転送されます。従って、前回転送したアイテム+増えたアイテム全てを指定して転送しないと、増えたアイテムだけにチェックを入れて転送すると、それしか転送されません。これでは管理が大変になります。ですので、何も考えないで済む、ライブラリー全転送が最も簡単なのです。

また、iOSデバイスで購入した曲などは、バックアップや同期を取った際にパソコンにコピーされますが、パソコンから転送した音楽ファイルはバックアップ、パソコンへの転送は行われません。これは先に書きましたが、同期はパソコン→iOSデバイスへの一方通行という考え方に基づくものです。

例えば、パソコンからiOSデバイスに曲を同期し、iOSデバイス側で曲を削除したとします。次に同期を取った時、iOS側で削除した曲はまたiOSデバイスに転送されます。それはパソコン側にはその曲が保存されているからです。

ところが、iOSデバイスに転送した後に、パソコンに保存されている曲を削除すると、次回同期を取った時にはiOSデバイスからこの曲は削除されます。転送されるパソコンのデータにこの曲がないからです。そうすると、後でこの曲を復活させることは基本的に出来ません。

このように、まずはパソコンで聴きたい曲をそのジャンルやアーティスト、シーンなどに合わせてプレイリストを作成し、ライブラリー全体を転送対象とし、こまめにパソコンのマイミュージックフォルダを外付けHDDなどにバックアップしておくというのが、アップル推奨です。これはアップルケアのスペシャリスト(以前の上級アドバイザー)に確認したものです。

局数が多いと、プレイリストを作るのに時間がかかって大変かもしれませんが、一度作ってしまえば後はおまかせ簡単なので、ぜひプレイリストを作って楽しんで下さい。

なお、ここで説明したことは、自分で実際に試して確認したことが前提ですが、全てを実際に確認した訳ではありませんので、試される際はパソコンの音楽データーのバックアップ、iOSデバイスのバックアップを行った上で、自己責任で行って頂きますよう、お願い致します。

長文失礼しました。



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