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4707 iOS 7のマップ、ターンバイターンのナビゲーション





品川です。

iOS 7のマップでは表示される情報が増えましたね。
拡大率によってその内容は異なりますが、15倍前後だと、なんとなく自分の身の回りの
地図がイメージできます。
コンビニやスターバックス、会社名なども表示されています。

ところで、かなり便利に使えるなぁと感じているのは、徒歩経路を表示させる機能です。
これまでも文字情報だけは閲覧できましたが、今回からは実際に歩きだすと各曲がり角
で音声ガイダンスをしてくれるようになりました。

ボイスオーバーがオフの時はSiriのゆっくりボイスで、ボイスオーバーがオンの時には
自分が調整した速度で読み上げてくれます。

iOS 6では車での経路を表示した状態でこの機能が使えていました。

これまではカーナビ機能だけに利用できていた音声ガイダンスが、今回からは徒歩ナビ
でも利用できるようになったと考えてよいのだと思います。


音声ガイダンス付きの徒歩ナビアプリとしては、Google Mapsやナビタイムなどがあり
ます。

Google Mapsは、歩いている時にやってくる音声ガイダンスの情報量が少なすぎて実用
的だとは思えません。

ナビタイムは先日アップデートされて、徒歩ナビの音声ガイダンスの情報量が増えまし
た。

その二つのアプリよりも、iOS 7の標準マップを利用した徒歩ナビの法が実用的で便利
だと感じました。


操作の手順は、いくつかありますが、キーワード検索して目的地を表示させる方法を紹
介してみます。

1 マップを起動して、
「検索 / 住所を入力」の検索フィールドを開きます。
ここには正確な住所だけでなく、キーワードを入力してもかまいません。学校やコンビ
ニなど。具体的な名前がわかっていればそれを入力します。
手っ取り早く音声入力で住所を入力する場合、
3丁目4番5号と言ってもよいですし、
3 ハイフン 4 ハイフン 5でもよいです。


2. 検索ボタンを実行すると外套の場所の名前が表示されます。
もしくは該当なしという表示、あるいは詳細情報というボタンが表示されると思います。

たとえば、武道館や日本ライトハウス情報文化センターを検索すると、外套項目は一つ
しかないので「詳細情報」ボタンが表示されました。
日本点字図書館を検索してみると、外套なしでした。
日点が表示されないとは大問題です。
フィードバックしておいてください!


3. 「詳細情報」ボタンを実行します。
次の画面では、「ここへの道順」を実行します。


4. 「徒歩での経路」を選択状態にして、「経路」ボタンを実行します。
ここは現在地から先ほど選んだ目的地までの経路を検索する画面になっています。


5. 「出発」ボタンを実行すると経路が表示されます。
この状態で歩きだすと、目的地に向かうまでの音声ガイダンスを聞くことができます。


6. さて、この状態を終了させるのがややこしいです。
「終了」ボタンを実行すればよいのですが、このボタンがなかなか表示されません。
単にボイスオーバーが読み上げていないだけなのかもしれませんが。

私が終了ボタンを確認した画面は、実際に歩いて目的地近くに到達した時。
もう一つは、地図情報が表示されているので、そのエリア内の適当な場所を1本指のダ
ブルタップして
現れる画面。
画面の下から左フリックで探していくとよいでしょう。
また、一定の時間が過ぎると終了ボタンは消えてしまうことがありました。



興味のある人は安全な歩行を意識しながら試してみてください。
けっこうタイミングよく曲がり角に差し掛かった時に音声ガイダンスを確認できます。

ボイスオーバーをオフにした状態だと、スクリーンロックの状態でも音声ガイダンスを
確認できるようです。


以下は参考にはなりませんでしたが、iOS 7のiPhoneユーザガイドの外套ページです。

「マップ」で VoiceOver を使用する 
http://help.apple.com/iphone/7/ja.lproj/iph3e2e456f.html

マップ 
http://help.apple.com/iphone/7/ja.lproj/iph3d5bac60.html



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