田中さん、みなさんこんにちは。神戸の佐藤です。 この通常の操作というのは、左右・上下フリックに限定した動作だと思いますよ。全ての通常の動作が行えるという意味では無いと思います。 通常のジェスチャーでは、これはページを切り換えたり、上下にスクロールする動作ですが、ボイスオーバーON状態では左右フリックは項目の移動、上下フリックはローターでセットした動作となりますよね。例えば僕が使っているワンセグ視聴アプリでは、チャンネルの切り替えが左右フリックに割り当てられています。でも、ボイスオーバーがONになっていると、これは項目の移動のジェスチャーなので、いくら左右フリックしても「トン トン」と効果音が鳴ってチャンネルは変えられません。 そこで、このダブルタップホールド、左右フリックジェスチャーが必要なのです。これでボイスオーバーがONのまま、チャンネルが切り換えられるのです。この一時的に通常のジェスチャーが出来るというものは、こういった事を想定して考えられたものだと思いますよ。 この左右・上下フリックは、多くのアプリでページを切り換えるといったことに割り当てられていますが、これがボイスオーバーで一番良く使う項目の移動というジェスチャーとかぶるため、こういった操作が考え出されたのだと思います。 > 1.ユーティリティのところにボイスオーバーカーソルを置き、 2.ほかの場所でダブルタップホールド 3.2の指を離さずに他の指でブックマークをタップ するとブックマークではなくてユーティリティが開きます。 この動作が、これが上下左右フリックのみを想定した動作であることを示していると思います。つまりボイスオーバーカーソルが動かないということは、やはり左右・上下フリックを想定したジェスチャーだと思いますよ。 ボイスオーバーがONの状態で、一時的に必要な通常ジェスチャーといえば、これはもう左右・上下フリックしかありません。もし、ボイスオーバーがOFFでないと押せないというボタンがあるのでしたら、アプリの作成者さんにその旨お願いされてみてはいかがでしょうか。