品川です。 NaviLensアプリの活用例の紹介です。 イギリスの話です。 ケロッグ社はココポップスという商品のパッケージにNaviLensコードの表示を試験的に開始したそうです。 スマートフォンのカメラを用いて3メートル離れた場所から検知できるので、視覚障害のある顧客が商品を探すのに役立ててもらおうという取り組みです。 パッケージには点字がエンボス加工されているようです。 この取り組みはRNIB(英国王立盲人協会)も協力しているとのこと。 YouTubeで動画が公開されています。 Kellogg's Special Edition Packaging for World Sight Day - YouTube https://www.youtube.com/watch?v=8P3avV7f2TM ニュース記事は、 Kellogg's Trials Coco Pops Boxes Designed for the Blind | Grocery Trader https://grocerytrader.co.uk/kelloggs-trials-coco-pops-boxes-designed-for-the-blind/ 日本語の記事としては、三浦さんのブログが詳しいです。 Drafts about A11Y: A11Y Topics #011。米国ADA改正法案の問題、英国で商品パッケージに「navilens」、など。 https://accessibility-tech.blogspot.com/2020/10/a11y-topics-011adanavilens.html イギリスで高評価となれば、日本でもこのサービスは展開されるかもしれませんね。 その時はぜひミルクボーイに宣伝してもらいたいものです。 いろんな使い方のできるNaviLensアプリですが、 将来的にはLiDAR、ライダースキャナの利用も検討しているそうです。 実際の使い勝手としては、スマートフォンのカメラで見回すよりも、 Glasses型デバイスで使えるようになると便利だろうなと期待しています。 |