品川です。 iデバイス本体にタッチしなくても声でコマンドを伝えることで操作することができます。 VoiceOver特有のタッチジェスチャーも声で伝えることができます。 カーソル移動やローター操作なども実行できます。 利用できる言語は英語のみです。 日本語環境でも、英語でコマンドを伝えることで使うことはできます。 ただし、聞き取った文字列をテキストフィールドに入力できるのは英語のみになります。 利用するためには、設定アプリを開いて、「アクセシビリティ」、「音声コントロール」と進みます。 まずは、「音声コントロールを設定」ボタンを実行してオフラインでも操作できるようにするためのファイルをダウンロードする必要があります。 「続ける」ボタンを実行します。 次の画面でも「続ける」ボタンを実行します。 案内文が表示されるので「許可」ボタンを実行します。 音声コントロールが利用できるようになると、たとえば次のようなコマンドが使えます。 「Go home」 ホーム画面を開く。 「VoiceOver read all」 画面のすべてを読み上げる。 「コマンドをカスタマイズ」ボタンを実行すると、利用できるコマンドの閲覧やカスタマイズ、新規作成ができます。 「サウンドを再生」の切り替えボタンをオンにしておくと、コマンドを聞き取った時に効果音が再生されます。 VoiceOver環境で気を付けておくこととしては、 画面上の文字列をVoiceOverが読み上げたときに、それをコマンドとして認識されてしまうことがあります。 また、テキストフィールドでは聞き取った言葉を自動的に認識して入力してしまうので、意図しない文字列が入力されてしまいます。