17659 点字入力方式でかな文字を入力できるアプリ「点プット」

["Hiroyuki Shinagawa" <hilopong808@xxxxxxxxxxx>]

品川です。

時代工房さんがアプリをリリースされておられました。
点字の入力方式で文字入力をするためのアプリですが、私はまだ使い方を把握できておりません。

はたして実用的なものなのかどうかもわかっていないのですが、
使ってみての感想などをお聞かせいただけるとうれしいです。

欧米言語では点字入力方式を採用したキーボードアプリがいくつかリリースされていますが、日本語で使えるものはまだ登場していないように思います

VoiceOverにも点字入力機能はありますが、日本語には対応していません。
使い勝手としては、点プットのアプリよりもVoiceOverの6点タッチ入力の方が自然だという印象を持っています。

ちなみにiPhoneはプラスのサイズであっても認識できる指の数は5本までのようなので、VOの点字入力が日本語に対応したとしてもひらがなの「め」を入力する時に困ります。
iPadでは8本の指の同時タッチに対応しています。


ところでこのアプリの開発元は「きけるおしながきユーメニュー」をリリースしていますが、最新番がリリースされました。
すべてのお店ではないようですが、飲食店の公式サイトにジャンプできるようになっているので、最新メニューなどの情報をチェックしたい場合は便利になりました。


さて、件名のアプリですが、

有限会社 時代工房「点プット」
https://appsto.re/jp/_OP3gb.i

これが正しい使い方なのかはわかりませんが、少し使ってみての操作法です。

アプリの最下行に「入力モード」と「仕上げモード」の切り替えボタンがあります。
文字入力する場合は入力モードで行います。
それぞれの点を選んでワンテンポ待っていると文字が読み上げられます。
複数の点を選ぶ時にはスプリットタップの方法がよさそうです。
点を入力してから文字読み上げまでの待ち時間は仕上げモードの中で変更できるようになっています。


入力が終わったら仕上げモードに切り替えます。
テキストフィールドの中に入力した文字列が入っています。
テキストフィールドを開くとスクリーンキーボードで編集できるようになります。

仕上げモードの画面の中では、設定メニューも表示されています。
また、単語登録することもできるようです。

基本的に漢字変換には対応していないようですが、単語登録などを活用すれば自分なりの使い道を見つけられるのかもしれません。



以下はアプリのページに書かれている説明分です。

Description　    

ボイスオーバー(Voiceover)といっしょに使います。
点字のルールで、かな文字や英数の文章が書けます。
1　の点から　6　の点までの、6つのボタンがあります。
ボタンの位置間隔をつかんで、シングルタップします。
対応する文字が入力され、同時に読み上げます。
その文字でよければ、入力をつづけます。
その文字がちがうなら、ダブルタップすると削除されます。
さらにダブルタップをつづけると、さらに1文字ずつ削除されます。
2 ３　の点を入力すると、ひらがな、カタカナ、英字、数字が切り替わります。
切り替わった直後にダブルタップすると、それぞれ、スペース、改行、英字の大文字小文字、になります。
書きあがったら、仕上げるモード画面の方に進んでください。

独自の点字ルールを、いくつか採用しています。
ひらがなモード、カタカナモード
4 の点につづいて、あいうえお やゆよ、を書くと、小さいあいうえお やゆよ（ぁぃぅぇぉ ゃゅょ）が出ます。
2 5 6 の点による、ヴぁヴぃヴヴぇヴぉは書けません。
英字モード
4 6 の点で : （コロン）を、3 4 の点で / （スラッシュ）を、2 4 6 の点で @ （アットマーク）を書くことができます。
数字モード
点字で書くほかに、2 の点だけで 2 を書くこともできます。
3 から 6 も同様に書けます。
2 5 の点で 7 を、2 6 の点、あるいは 3 5 の点で 8 を、3 6 の点で 9 を書くこともできます。
4 5 の点で 0 を書くこともできます。
記号を書くことができます。
年 月 日 時 分 回 階 度 を書くことができます。

「仕上げる」ボタンをダブルタップすると、書いた文章がテキストフィールドに入って全文選択の状態になります。
すぐにコピーや切り取りが選べるときは、どちらかを行なうと、文章がペーストボードに行きます。
コピーや切り取りのメニューが出ない場合は、ローターを編集にして、コピーや切り取りを行なってください。
テキストフィールドの操作で、文章の修正を行なうこともできます。
切り取りや削除を行なうと、これまでに入力した文章が消去されます。

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