10648 blind squareについて

[森川恵美子 <white_mimizuku@xxxxxxxxxxx>]

みなさん、こんばんは。森川です。

えっと、昼間にblind squareについてのメールが来ていたと思うのですが、うっかり
捨ててしまいました。
たしか、本田さんがblind squareを初めて使ったら、ガイドをしてくれないとかいう
内容でしたでしょうか？間違っていたらごめんなさい。

まず、blind squareを立ち上げます。１欄から行きたい施設を選ぶ、あるいは、検索
で行きたい場所を入力します。で、たとえば、駅のあちら側にあるパン屋さんに行き
たいと仮定しましょう。
そのパン屋さんの名前が１欄にあるか、検索でみつかったら、そこをタップします。
すると、詳細が出てきますね！
上から「チェックイン、お気に入り、目的地に追加、ルートを検索」とあって、その
下に住所と電話番号が出ます。
目的地に追加をタップすると、その場所までの案内が始りますが、blind squareは、
施設を検索するアプリであって、道案内をしてくれるアプリではないので、この状態
だと、目的地までの距離と方向しか読み上げません。７３０メートル３時方向のよう
な案内です。
私は、盲導犬ユーザーなので、これでも目的地までたいてい到着できますが、白杖歩
行の場合などは、「ルートを検索」をタップすると、グーグルマップかアップルマッ
プを選ぶ画面になります。目的地はblind squareで探して選んで設定そこからのナビ
は地図アプリに渡すという感じです。
アップルマップでもグーグルマップでも、「この先○○メートル、右方向です」とい
うような案内をしてくれます。
また、アップルマップだと、曲がり角の直前にapple watchが左なら３回、右なら２
回振動して、どちらに曲がるかを教えてくれます。
たまに、商店街などだと、曲がる指示が遅れて、交差点を渡って数歩歩いた所で「右
」とか「左とか指示されて慌てることがありますので、最初は道に詳しい晴眼者の車
に乗せてもらって、道の構造とマップの指示の感覚を体感して覚えると練習になりま
す。
歩いて練習するのも良いのですが、あんがい道って大きいので、徒歩だと、道路の構
造がいま一つわかりにくかったりします。
慣れて来ると、タクシーなどで、「あっ、運転手さん、次の門を右にお願いします。
」とか、「あっ、ここです！止めて！」などと、リアルタイムで道の説明ができるよ
うになり、ドライバーさんにすごくびっくりされますよ（笑）
「なんでわかるんですか？」とか、「本当は見えているんでしょ？」とか言われるこ
ともありますが、ナビを見せてあげると、たいていは納得して、それから感心された
り、感動されたりします。
私は、夫の運転する車の助手席で道の形などを説明してもらいながら、ナビの説明と
実際の道の形や距離を突き合わせて使い方をマスターしました。
今では、夫は自分で車のナビを見るよりも、私の説明で運転する方が楽になったと言
ってくれます。
車のナビよりも、アップルマップの徒歩モードの方が指示が細かいので、お店なども
発見しやすいようですよ！
先日も、私の実家に遊びに行った時、何時もお土産を買うケーキ屋さんがお休みで、
実家の周りで甘い物を売っているお見せを探したのですが、私も実家から離れて久し
いので、すっかり変わってしまっていて、blind squareを頼りに今川焼のお店を見つ
け、ナビを徒歩モードにして、無事に辿りつきました。
お店があまりにも小さくて、車のナビではちょっと難しかったようです。また、車の
ナビは設定するのがけっこうめんどうらしくて、「おい！探してくれ。」というのが
多くなりました（笑）
まさか、晴眼者の車の助手席で道案内をしてあげられる日がくるとは思ってもいませ
んでした。感動的といえば感動的ですが、大笑いですよね！
最近、夫も自分のiPhoneにblind squareを入れました。ものすごく使いやすいそうで
す。

えっと、たぶん、質問されたの本田さん？なにかご不明がありましたらどうぞ！