品川です。 堀さん wrote: > これまでにもBe My Eyesによく似たアプリが結構あったんですね。 先のメールで紹介したVizWizやOurThirdEyeのアプリはカメラで撮影した写真を見てもらう仕組みです。 Be My Eyesはライブカメラを見てもらえる仕組みです。 静止画と動画の違いは大きいです。 写真であればピントを合わせたものでないと文字などは読みにくいので、失敗すれば何度も写真を撮影してやり取りすることになります。 ライブカメラであれば、ヘルパーから「もう少し右です、もう少し離してください」と支持を受けながらカメラの位置を調整できるので、希望通りに読み取ってもらえる確立が高いです。 私が先日見てもらったのは、家電製品の製造番号でした。 文字がぼやけてすんなりとは読み取ってもらえませんでしたが、支持を受けながらカメラの一を動かすことで正しく番号を教えてもらうことができました。 クレジットカードなどの個人情報を含んだ物は見てもらうことはないでしょうね。 その点については気をつけなければなりません。 有名人であれば、声で自分のことがばれてしまうと不安になっている人もいるかもしれません。 そんな人は、どうぞ物まねの練習をしてからヘルプを受けてください。 何を見てほしいかは人によって様々だと思います。 私が見てほしいケースは、 ・店の入り口の確認 ・店員にヘルプしてもらえないような店での買い物 ・リモコンのボタンの名前 ・パッケージソフトのシリアル番号 ・外国の紙幣やコインの名前 パソコンの画像認証画面なんかも見てもらえるとうれしいです。 その場合は氏名やメールアドレスなどの入力欄は空欄にしておいた方がよいでしょうね。 ああ、でも、うちのMac miniにはディスプレイをつないでいないので見てもらうことができないのでした… 残念。 友人がお願いしたいケースについて話してくれました。 たとえば、自室でガラスのコップを割ってしまった場合。ガラスの破片がどこまで飛び散っているか。 子供が怪我して血を出してしまった場合。床には血の跡がついているかどうか。 小さなことから些細なことまで、いつでもだれかに見てもらえるというのは安心感があります。 以前このMLでも紹介しましたが、過去のオンキヨー世界点字作文コンクールの入選作品にこんなのがありました。 VizWizアプリを活用しているだろうという描写があります。 オンキヨー株式会社:第10回オンキヨー世界点字作文コンクール 海外の部 WBU-NAC地域 シニア・グループ 優秀賞 「道具と成長する術(すべ)」 アメリカ ジェシー・キルヒナー (28歳・女性) http://www.jp.onkyo.com/tenji/2012/nac02.htm ロマンチックな彼女は、おそらく今はBe My Eyesを活用しているかもしれません。