岩手の伸也です。 岩田さん、sampletankは確かに操作が難しいです。 さらにmidiキーボードがない場合、視覚障害者では画面の鍵盤を触れないので、 音を出すことさえできません。 しかし、mobile music sequencerを使うことで、midiキーボードでも、画面の鍵 盤でも、フレーズ選択からでも鳴らすことができることを確認しました。 Garagebandで、オーディオバスや、インターアップオーディオを使っても他の音 源の 音を録音するだけなので、後からスピードやキーを替えることができません。 しかし、藤本健の“DTMステーション”を読んだ方はご存知かもしれませんが、 mobile music sequencerは、midiシーケンサーです。 このソフトで打ち込んだり、並べたフレーズがmidiデーターとなり、これを内蔵 音源や、別のアプリの音源で鳴らすためのソフトです。 だから、スピードもキーも代えられるようです。 ただし、garagebandのように、たくさんのトラックを扱えるわけではないので、 トラックを増やしたいならオーディオコピーなどを使用して、そちらに持ってい かないといけないようです。。 では外部アプリを起動して、音色を代える方法を書いてみます。 mobile music sequencerを起動したら、パートボイスセレクトを選びます。 すると、インストゥルメントアップボタンが出るので押します。 ここに使用できるものが並んでいます。 .選んでから音を出すのは大変だと思うので、先に何かのフレーズを、フレーズ セレ クトなどで鳴らしながら音源を選ぶといいかもしれません。 ここでけっこう読み込みエラーがおきやすいので、なるべく一つのアプリを選ん だら、キャンセルするか、完了ボタンを押して、このウィンドーを閉じたほうが 良さそうです。 するとパート1などと表示されていたところが、チャンネルという名前に変わっ ているところがあります。 この一つ前のところに読み込んだアプリの名前があるので、これを選びます。 すると、スイッチトゥーインストアップと言うのがでるので、これを選びます。 これでアプリの画面が出てくるので、音色やパラメーターを代えることができま す。 sampletankを使用するときは、前にも書いたかもしれませんが、keysoffか、edi toffを選んでから、patternoffを押して、ループ音が鳴らないようにしておきま す。 楽器のカテゴリーを変更するときは、sampletankを直接起動したときとは違い、 カテゴリーの変更ボタンを押しただけではカテゴリー表示に切り替わらないので、 カテゴリー変更のボタンを直接ダブルタップして押さえたままにしてちょっと横 にスワイプしないといけません。 音色を代えたら、ホームボタン2回押して、アップスイッチャーからmobile mus icに戻って作業をします。 起動したアプリ側の音が出なかったり、読み込みエラーがおきやすいですが、全 てのアプリを終了させてからmobile musicを起動しなおしたり、さきに使いたい 音源アプリを起動して、音を鳴らしてから閉じて、mobile musicを起動してから アプリを読み込むなど、少し手間がかかりますが、がんばってみてください。 この方法が上手くいけば、sampletankの音源を追加購入して使うことができるよ うになるので、楽しさが大幅に広がると思います。 では今回はこの辺で失礼します。 追伸 オーディオバスは、読み上げにほぼ対応しています。