品川です。 このメールはapple accessibilityとbl-keitaisumahoの二つのmlに送信させていただいています。 先ほどのつづきです。 さて、昨日の日本ライトハウス展ではお昼間の時間帯にiPhone, iPod touch, iPadに触っていただく時間を儲けました。 スタッフの数の少なさや準備不足で満足に体験していただくことはできなかったと思います。 もっとiPhoneやiPod touchのことを知りたい、触ってみたいという皆さんはぜひauやソフトバンクのショップ、家電量販店に出かけてみてください。大阪では心斎橋にApple Storeがあるので、そちらでも親切に応対していただけると思います。 展示されている端末はボイスオーバー(音声読み上げ機能)をすぐにオンにできるのですが、店員によってはその機能のことを知らない人がいるかもしれません。 そこでボイスオーバーをオンにする方法を書いておきます。 設定メニューに入り、一般、アクセシビリティと進み、ホームボタンのトリプルクリックの中に入ります。 選択肢の中からボイスオーバーを選びます。 これでホームボタンを3海素早く押すことによって音声読み上げのモードと標準モードの切り替えがすぐに実行できます。 ボイスオーバーを利用している時は専用のジェスチャー操作をすることになりますが、前もっていくつかのジェスチャーを頭に入れておくとより深く体験できると思います。 さて、iPhoneやiPod touch、iPadを買ってはみたものの、はたしてどこでその操作を学ぶことができるのか。 これは重要な問題です。 従来の携帯電話であればそのショップに出かけたり、電話で問い合わせることで解決できました。 しかし、iPhoneやiPod touchをボイスオーバーで操作することについて熟知している携帯電話ショップの店員は僅かだと思われます。 そこでApple Storeをお勧めします。 店舗数は数少ないですが、大阪であれば心斎橋にあります。 ジーニアスバーと呼ばれる無料の相談サービスが利用できます。。 また、Appleの窓口に電話で問い合わせることもできます。 こちらは購入から90日間が無料サポートになります。 昨日のセミナーでは私の他にi-assistの松田さん夫妻に話していただきましたが、i-assistでもサポート事業を行っています。 iPhoneなどのアップル製品だけを対象にしているわけではなく、また、視覚障害者だけを対象にしたサポート事業ではありません。 昨日のセミナーでもお聞きいただいたようにボイスオーバーでの操作には熟知されておられます。 安心してお勧めできます。 i-assist(アイ・アシスト) http://i-astjp.com/ 最後に、iOSデバイスの特徴を紹介しておきます。 iPhone, iPod touch, iPadはiOSというOSというOSで動いているのですが、先日その新しいバージョンであるiOS 6が発表されました。対象の製品は無料でバージョンアップできます。iOS 6がリリースされた時点でいつでも好きな時にアップグレードできるのです。 これは当たり前のように聞こえるかもしれませんが、ハードウェアとソフトウェアをアップルという一つの会社が作っているからこその特徴です。 Anndroidスマートフォンの場合で考えると、AndroidというOSはGoogleが作っています。 ハードゥエアーは数多くのメーカーがたくさんの種類を販売しています。 だからこそ端末を選ぶのはおもしろいし、自分の気に行ったものに出会える確率が高くなるでしょう。 しかし、いざ新しいAndroid OSが発表されてもすぐに自分の使っている端末でバージョンアップできるとは限りません。その端末を販売しているメーカーが確認作業を行ってゴーサインがでた時にアップクレードできるるようになっています。また、端末の性能によってはアップグレードできない可能性もあります。 このことはサポートする人たちにとって大問題となります。 それぞれのメーカーによって、それぞれの端末によって使い方や反応の仕方は異なってきます。さらにOSのバージョンの違いによってその機能も変わってきます。 使い方を説明したくてもすべての製品を検証するというのは困難なので、的確なアドバイスをもらいにくいかもしれません。 現時点ではiPhone, iPod touch, iPadはサポートを受けやすい製品だと感じています。 しかし、iPhoneにしてもAndroidにしても従来からのフィーチャーフォンにしても、自分のニーズに合ったもの、好みのものを選べる時代となりました。 これはとてもうれしいことです。 ぜひ自分の気に行ったもの、使いやすい物を見つけて生活を楽しみましょう!