1068 IOS5におけるボイスオーバーの使用感について

[山本大輔 <s-posi-dy@xxxxxxxxxxxxx>]

ＭＬの皆さんこんにちは、大分の山本です。こちら大分はここ数日ぐずついた天
気が続いています。相変わらず昼夜の寒暖差が激しいので自分もそうですが、体
調管理には気をつけたいものです。

さて、日本時間では一昨日の未明になりますがついにIOS5がリリースされました
ね。皆さんもうアップデートはお済でしょうか？
人や環境によってまちまちのようで、アップデート中にエラーが出て７回再起動
しただのデータがぶっ飛んだだの、twitter上ではけっこう不安なものが並んで
いたんですが（苦笑）
僕は３時間ほどかかりましたけど無事にアップデートでき、今は問題なく使用で
きています。
そこでアップデート前の方もいらっしゃると思うので簡単にボイスオーバーの使
用感について書かせていただこうと思います。
なおこちらの環境はIPODTOUCH4Gなので、IPHONEやIPAD、その他デバイスでは弱
冠異なる部分はあるかもしれませんがご了承ください。

まず驚いたのが音質の向上です。音の濁りがなくなり非常に聞き取りやすくなっ
たと思います。また今回読み上げの音声タイプを２つから選べるようになってい
るようで、従来の声と、抑揚や滑舌がよくなり更に聞き取りやすい読み上げ方法
から選べます。
これはボイスオーバーの設定項目から、「圧縮音声を使用」という項目のon・of
fを切り替えることで切り替えられます。
ただし、当然のことながらというか圧縮音声を使用しないと特に文字入力のとき
に動作がもっさり重くなるように感じるので、僕は圧縮音声をonにして使ってい
ます。ここがやや残念な部分ですが、今後アップデートで改善していくものなら
ばいいなと思います。

それから文字入力についてですが、漢字の詳細読みについては今回もありません。
しかし変換候補を読み上げてくれるようになりましたし予測変換の辞書も進化し
ているので、これも私事ではありますが誤字が少なくなった・・・かな（笑）

絵文字の内容についても「うっしっしな顔」「涙顔」のように日本語でサポート
してくれるようになった点はよかったかなと思います。

以上、今日はボイスオーバーについていろいろ書いてみましたが、ラクラクフォ
ンなどに比べると視覚障害者が完璧に使いこなせるというにはもう一歩という感
じ。でもOS4に比べると格段に進歩していると思います。
アップデートがまだの方、ぜひお試しください。

山本大輔
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