Misonoです。 先日、知り合いに表記のことを尋ねられたときに書いた内容を、 せっかくですので、以下に貼り付けます。 以前、このmlで書いた内容と内容は似通っています。 また、macをまったく知らない人、ボイスオーバーを知らない人向けではなく、 どういったものか外観でも知っている人向けに簡単に書いたものですのです。乱 文ご容赦ください。 Lionになってから日本語音声エンジンが標準で搭載されるようになりました。率 直に言ってiPhoneのボイスオーバー機能と同等と考えるのが妥当と思います。つ まり漢字の詳細読みができないということです。たんに読み上げさせる、ナビ ゲーションする、といったことであれば十分使える範囲かと思います。ただしボ イスオーバーは長文になるほど誤読が増える傾向にありますので、現状はそのよ うなくせに慣れていく必要があるようにも思います。あらかじめボイスオー バー・ユーティリティで一部の記号「全角スペース」などの読み替え方法を定義 (登録)しておけば、それだけでかなり読み上げは改善します。キーの入力につ いては、ボイスオーバー・ユーティリティでキー入力時のエコーを設定できるの でそれはお好みでということになるでしょうか・・・・。画面の状態のフィード バックなどはボイスオーバー・コマンドで確認することができます。ちょっと難 点なのはボイスオーバー・コマンドが若干複雑なキー操作を要するため、それを 少しずつ覚えていく必要があります。ボイスオーバー・コマンドのトレーニング はどのような状態でも常に Ctrl + Opt + H または Ctrl + Opt + K です。これ を一通りマスターすればかなり使えるようになります。まずはこのトレーニング をするのがmacのスクリーンリーダーになれる近道でしょうか。 そこそこの文章を書くには実用性は低いですが、twitterやウェブサーフィンや 友達へのメールの読み書き程度であれば、まあいいかなといった具合です。 操作は、Windowsとはだいぶ感覚が違いますね。 日本語は詳細読みがきちんと実装されれば実用的になるように思います。現状は 私はメモ程度、twitter程度はmacのアプリケーションで読み書きしています。き ちんとした読み書きはwindowsを仮想環境で動かしつつ読み書きします。 英語だけの環境であれば上述のトレーニングさえすれば問題ないように思います。 画面上の各部品(コントロール)に対してどのようなボイスオーバー・コマンド を使うかといったことは、デフォルト状態であればフォーカスをタブキーやCtrl +Opt+左右キーでセットした後に項目を読み上げた後、ヒントを読み上げます。 慣れないうちはそういったことも活用していくことになりますね。