品川です。 GPT-4はエンビジョングラスでも利用できるようになるみたいです。 こちらはまだ公開されていない機能なので、日本語環境でどうなのかは不明。 スキャンテキストで書類を認識すると、ユーザはすべての情報を聞く必要がありま す。 GPT-4を利用すれば、特定の日付に何があるのかをマイクに向かって質問すること で、分析した結果を読み上げてくれます。 GPT on Smart Glasses! | Envision - YouTube https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=qkbm72oHPqY こちらはレストランのメニュー。 アペタイザーには何があるかを質問しています。 Asking for appetizers on a menu by using GPT on the Envision Glasses - YouTube https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=mjDsW_mCxNM 手軽にGPT-4が利用できるようになれば便利になりそうですね。 パワーアップしそうなエンビジョングラスではありますが、気になるニュースがあり ました。 「Google Glass Enterprise Edition 2」、3月15日に販売終了 2012年開始の電脳メ ガネプロジェクト終焉 - ITmedia NEWS https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2303/16/news089.html エンビジョングラスのモデルはGoogle Glass Enterprise Edition 2なので、今後ど うなるのか注目する必要があります。 それにしてもさすがはGoogle、ディスコンを決定するのは早いですね。 視覚障碍者向けのスマートグラス開発は他にもありますが、はたして汎用性の高いも のになるのかどうかが問題です。 ビデオ通話で遠隔サポートを提供しているAiraでは、2020年4月にHorizonというメガ ネ型デバイスでのサービス終了を発表しました。次のメガネ型デバイスはすぐに発表 されるのかと思っていましたが、2022年8月になってようやくエンビジョングラスが 後継機種的な存在となりました。 それまではiPhoneのカメラしか使えず、メガネ型デバイスを求めていた人たちにとっ ては大きな空白期間になったわけです。 エンビジョングラスのサービスは継続すると発表されていたので、 今後Google Glass Enterprise Edition 2が流通しなくなるのであれば、貴重な存在 になるのかもしれません。