MLの皆様いつもお世話になっています KUROKIです。 スマホのアプリやパソコンでネットバンクをされている方も多いと思うので、今回はネットバンクの体験について書かせていただきます。 最初にネットバンクを始めたのは、NEO BANK 旧名称 住信SBIネット銀行です。 全盲の私は、紙の通帳では入出金の状況が把握が難しいのでネットバンクをはじめました。 もう随分とながくこの銀行を利用しているのですが、つい数日前に視覚障碍者とその家族専用サポートダイヤルがあることに気づきました。 ずっとしらずに通常のサポートダイヤルに電話していました。 視覚障碍者専用ダイヤルの方では、懇切丁寧な対応でキー操作のみではうまくいかずマウスを使わないと操作できない部分についても オペレーターの方も一緒にキー操作のみで操作してくれてうまく選択できない点や読み上げないボタンについても理解してもらえ今後の改善に役立ててもらえる事となりました。 ここからはNEO BANKとは対照的なSBJ銀行Shinhan Bank Japanの略で、韓国の大手金融グループである「新韓金融グループ」の新韓銀行の日本現地法人のスマホアプリとwebサイトについての体験談です。 SBJのweb版はログインのIDやパスワード入力がマウスを使ったソフトキーボードのみでの入力しかできず、通常のキーボード入力はうけつけないのでWEB版のパソコンでの利用は無理でした。 スマホのアプリ版のパスワード入力画面もソフトキーボードがvoiceoverに対応していないので入力が無理でした。 そこは晴眼者の方の協力でボタンにラベルをつけて読み上げるようにし、なんとかログインはできるようになりました。 しかし、定期預金の作成画面での金額入力の数字キーも読み上げなかったので、ここもラベルを付けて読み上げるようにしました。 定期預金作成の最後の手順で、ワンタイムキーを呼び出して60秒以内に入力しなければなりません。 よくあるのはスマホのメッセージや登録メルアド当てにワンタイムキーが届くパターンで、これなら入力は可能なのですが、SBJは、スマホの画面にワンタイムキーが60秒表示される方式で、読み上げないしよみあげるようにもする事はむりでした。 そこで、サポートに視覚障碍者でボイスオーバーやスクリーンリーダーでスマホやパソコンを利用している旨を伝え今後の改善をお願いしたのですが、オペレーターの女性の方が上司の方に問い合わせた結果、「いち視覚障碍者の為にシステムを変える事はありません!」との回答でした。 日本に支店を出すほどの大手の銀行なのにこの対応には驚きました。 今後NEO BANKのようなバリアフリーな銀行が増える事を願います。 長文を最後まで読んで頂きありがとうございました。