品川です。 件名のことについて追記しておきます。 念のために書いておくと、 VoiceOver環境でローターの「編集」カテゴリを利用したペーストの操作では問い合わせメッセージは表示されないので、VoiceOverユーザは困っている人が少ないかもしれません。 また、ハードウェアキーボードでコピペする場合も表示されないと思われます。 その場合、この内容はスルーしてください。 先日紹介した方法はすべてのアプリで設定できるわけではないようです。 iOSにプリインストールされている、メール、Safari、メッセージ、メモなどでは、以下の4.で説明している設定項目が現れませんでした。 しかし、同じApple製でもPagesアプリでは設定項目が現れます。 サードパーティのアプリについてはおそらくほとんどが次の手順で設定できるのではないかと推測しています。 Deepl、Facebook、LINE、Twitterなどのアプリでは設定できることを確認しています。 1. まずは設定したいアプリを開く。たとえばLINEアプリを開く。 ペーストしたい内容をクリップボードにコピーしておいてください。 2. テキストフィールドを開いてペーストする。 この場合のペーストは、長押しして現れる編集オプションからペーストを選ぶか、あるいはペースト機能をVOジェスチャに割り当てている場合にそのジェスチャを使います。 ちなみに私は4本指下スワイプにペーストを割り当てています。 3. ペーストを許可するかどうかの問い合わせが表示されます。 このとき、「許可しない」、「許可する」、どちらでもよいので選びます。 4. 設定アプリを開き、「LINE」の項目を開きます。 その中に 「ほかのAppからペースト」という項目が追加されているので、その中に入り、 確認、拒否、許可 三つの選択肢の中から「許可」を指定します。デフォルトでは「確認」になっています。 以上です。 これにより、2.の操作でペーストするときの問い合わせは表示されません。 上記の3.の操作を行わないと、4.の「ほかのAppからペースト」という項目は表示されません。