おかわりございませんか?徳島のデジタルです。 ところで、報道によると、NTTドコモで、大規模な通信障害があったようで、すで に、復旧しているものの、まだ、混雑の影響が残っていて、つながりにくい可能性が あります。 原因ですが、ネットワーク工事によるトラブルの影響があるようです。以下に、情 報を入れておきます。 NTTドコモは、14日に発生した通信障害の原因が「ネットワーク工事の切り戻しに伴 う信号量増大によるネットワーク輻輳(ふくそう)」と発表した。ここで言う「工事 」は、同日未明から実施されていたIoT回線の工事のこと。工事が計画より長引き、 元の状態に戻したところ、IoT機器から大量の信号が発生して輻輳につながった。 通信サービスにおける輻輳とは、アクセスが過度に集中する状態のこと。電話やデ ータ通信がつながりにくくなり、場合によってはネットワーク全体がダウンする状態 になる。 IoT回線の工事と障害 14日未明から実施されていたメンテナンス工事は当初の計画より長引き、3Gローミ ングのパケットが利用しづらい状況や、「docomo IoT回線管理プラットフォーム」の Webポータル/API/SMS着信が利用できない状況に陥った。 工事が与えた影響 IoT回線の工事において、切り戻し(元に戻す作業)を実施したところ、IoT機器か らの信号が増えた。その結果、輻輳が発生し、ドコモの通信サービスにおいて、音声 通話やデータ通信がつながりにくくなった。つまりIoT回線の工事がスマートフォン ユーザーの通信にも影響を与える格好となった。 同社ではネットワークのコントロールを実施。同日19時57分にネットワークのコン トロールを解除し、工事の影響による輻輳からは回復した。 しかしコントロール解除によって、あらためて輻輳が発生してしまい、一部のユー ザーで通信しづらい状態が続くことになった。 つながりにくくなった影響で、ドコモ・バイクシェアもあおりを受けてシェアサイ クルが利用しづらい状況になった。またMVNOサービスにも影響が及んだ。SNSでは、 「d払いが使えなかった」という声も寄せられ、通信障害の影響が広い範囲に及んだ ようだ。