品川です。 先日の神戸でのアンケート調査、早速集計結果が出たとのことて、 NaviLensのプロジェクトは2位で通貨したそうです。 アンケートに回答された皆さん、よかったですね!! まだ審査は続くようですが、 神戸市で大規模に実装されるようになれば全国への広がりも期待できます。 今のところ、日本でNaviLensを体験できる場所は、 ・静岡県のクレマチスの丘 ・大阪府の堺市立健康福祉プラザ ・神戸アイセンター病院 ところでヨーロッパの話になりますが、NaviLensは商品パッケージでも採用されることとなりました。 これまでイギリスにおいて、RNIBとケロッグ社の協力で、ケロッグのココポップという 商品にだけコードが印刷されて実証実験が行われていました。 来年からはケロッグのすべての商品に、そして地域が拡大されるということです。 Drafts about A11Y: 欧州で2022年からケロッグの全てのシリアル製品にnavilensのコードが導入される。視覚障害者の食料購入を便利に。 http://accessibility-tech.blogspot.com/2021/07/2022navilens.html ケロッグといえばコーンフレーク、 コーンフレークといえばミルクボーイ。 日本でもサービス展開されることとなれば、お二人のネタに取り上げてほしいものです。 その前にiPad使いの濱田祐太郎さんのネタになるかもしれませんね。 最近はQRコードのようなタグで視覚障害者にも情報提供するという技術がいくつも登場してきています。また、移動を支援する技術も増えてきているようです。 日本発、視覚障害者の移動をテクノロジーで支援するサービス・プロダクト・アプリ7選 | PLAYWORKS Inc.|ともに創り、社会を前に進めよう https://keitatakizawa.themedia.jp/posts/15843952/ 神戸アイセンターでは ・NaviLens ・コード化点字ブロック 二つが体験できるようになっており、 ラジオ大阪の番組で、スマホで読み取る様子を紹介していました。 タイムフリーurlなので、7月13日までは聴けると思います。 話の目薬 ミュージックソン | OBCラジオ大阪 | radiko 2021/07/06/火 20:00-20:26 https://radiko.jp/#!/ts/OBC/20210706200000 ジュースの自動販売機に貼られたNaviLensタグを読み取る様子も紹介されていますが、これはボタンの一つ一つにタグが貼られているわけではなく、一つのタグにすべての情報が記録されています。 その情報のすべてを通しで聴く必要はなく、詳細情報の画面にすると、1本指の右スワイプや左スワイプで知りたいボタンの情報を確認できます。 また、データはクラウドで管理されているので、ジュースの種類が変更になっても、データの書き換えにより最新の情報が提供されます。 コード化点字ブロックについても、データはクラウドで管理されているので、災害情報を含めた最新の情報を提供できるようです。 いずれも視覚障害者だけをターゲットにしているわけではなく、ユニバーサルな考え方に基づいて開発されているので、これからの広がりが注目されます。