皆さんこんにちは、東京の刈谷です。 さて、令和2年国勢調査がスタートしましたが、皆さんはもう回答はお済みでしょうか? 私は先ほど、iPhone+Voiceoverを使用して回答を終えたところです。 今回の印象は、全体的にはVoiceoverとの相性は悪くなく、 一部項目では文字入力が必要な場面はあったものの、問題なく使えると感じました。 下記は今回気づいた点について書いてみたいと思いますので、 これから国勢調査の回答をされる予定の方は参考にしていただければ幸いです。 まず、回答のためのサイトへのアクセスですが、 調査用紙に書かれているQRコードをカメラで読み取る方法が簡単です。 ただ、視覚障害者にはQRコードの場所を確認する術はありません。 検索サイトやsafariの検索ウインドウから「2020年国勢調査」などと入力すれば 簡単に見つけることができます。 サイトにアクセスできたら、「回答を始める」というボタンをタップし、 その後は次々と指示に従って回答を進めていきます。 チェック項目については「チェックマークが付きました」という音声で確認できますし、 入力する項目、ピッカーで選択する項目もVoiceoverでも問題なく実行できます。 全ての回答が終了すると回答内容を確認する画面が出てきますので、 順番に右フリックで読み進んでいくことで確認ができ、 修正したければ「修正する」というリンクをタップすればOKです。 ただ、注意点が幾つかあります。 回答を始める前にIDとアクセスキーを入力する必要がありますが、 これはOCRソフトでもうまく読み上げてくれず、なかなか曲者です。 ただ、少々コツが必要にはなりますが、 seeing A Iというアプリを使うことで読み取りができました。 また、上記のIDとアクセスキーは後で回答を修正したくなった時にも必要ですので、 点字か何かでメモを取っておくことをお勧めします。 また、アンケートページもあるようですので、 国勢調査に回答された後はアンケートにも回答して、 気づいた点を報告されると良いかもしれませんね。 私も当初はどうやって回答しようかと思案していましたが、 幸いにコロナ禍でのネットでの提出推奨という追い風もあり、 こういうことを書くと不謹慎なのかもしれませんが、逆に助かりました。 以上、最後までお付き合いいただきありがとうございました。 失礼いたします。