品川です。 新型肺炎ウイルスの影響は世界各国に及んでいますが、ソーシャルディスタンシングの取り組みは視覚障害者にとってはまた別の不都合を生じているようです。 外出をする人が少なくなったことで、道を尋ねることが難しいと感じている人たちは多いのかもしれません。その前に用事があっても外出しにくくなってはいると思いますが。 そんな時にはナビゲーションやGPSを利用したアプリを使う機会が増えていくかもしれませんね。 また、バーチャル散歩してみると、よい気晴らしになるのかも。 フィンランドで開発されているBlindSquareとスペインのNaviLensからアナウンスがありました。 どちらも視覚障害者に人気のアプリです。 2020年11月まで、特定の国でBlindSquareを無料で使えるようにしたそうです。 Free access to BlindSquare EVENT for the following countries until November: Canada, USA, Mexico, Greenland, Australia, New Zealand, Spain, Portugal and Japan. COVID-19 Keeping us indoors, with unique opportunities supported by BlindSquare and NaviLens. ? BlindSquare https://www.blindsquare.com/2020/05/10/covid-19-keeping-us-indoors-with-unique-opportunities-supported-by-blindsquare-and-navilens/ まだBlindSquareを使ったことのない人にとっては体験することのできるよい機会になりそうですね。 日本ではいつになったら自由に外出できるようになるか分かりませんが、さすがに11月までにはなんとかなっていてほしいものです。 体験したい人は、通常のBlindSquareではなく、無料版をダウンロードしてください。 「BlindSq Event」をApp Storeで https://apps.apple.com/jp/app/blindsq-event/id635707709 初めて起動すると、GPSやBluetoothの使用許可の問い合わせが表示されますが、途中で、 BlindSquare COVID response - Japan のメッセージが表示されるので、「OK」ボタンを実行しておきます。 すでにインストールしている人の場合は、トップ画面に上記と同じ内容のボタンが表示されていると思います。 11月までの無料期間が終了すると、自動的にアプリはデモモード、特定の場所だけをシミュレーションするモードに戻るそうです。 海外ではチャリティーやドネーションの考え方が浸透しているので、このような取り組みがさらりと行われるのでしょうね。 最近ではWindows向けのスクリーンリーダーであるJAWSが特定の国で6月末まで無料利用できるという取り組みをやっていたりします。COVID-19に影響を受けた学生や仕事利用の人が対象だったと思います。 ブラインドスクエア - VIC(広島市視覚障害者情報支援センター ...(Adobe PDF) https://vic21.jp/ek-Uploads/Blindsquare-manual-lite.pdf#search='blindsquare+qr+code' 周囲の施設検索や町歩きに役立つ歩行支援アプリ「Blind Square Version 4.9960」 with iOS 13.4.1 VoiceOver: Voice of i -- 見えなくても使えるiPhone(ゲートウェイ) http://voicei.seesaa.net/article/432960278.html?1589331466 |