品川です。 Apple AccessibilityメーリングリストとAndroid MLに同じ内容を投稿させていただきました。 今後この関連の話題はAndroid MLにのみ投稿するのが適当かなと考えています。 オランダ生まれのアプリEnvision AIですが、今年のCES 2020でEnvision Glassesを発表しました。 CSUN 2020でもブース出展していたようです。 プレオーダーが開始されたのは3月7日からですね。 Envision Glasses https://www.letsenvision.com/glasses 使用するスマートグラスの製品はGoogle Glass Enterprise Edition 2で、Android OS搭載、本体のTalkBackの読み上げ音声を頼りに使えるようになっているようです。 設定はiOSとAndroidから行えるとのこと。 Envision AIアプリ同等の機能に加えて、ビデオコールができるそうです。 これについては三浦衛さんのブログが参考になります。 Drafts about A11Y: [CES 2020] 視覚障害者向けスマートグラス「Envision Glasses」発表。 https://accessibility-tech.blogspot.com/2020/01/ces-2020-envision-glasses.html Envision Glassesは日本語も対応しているということですが、TTSはGoogleのものだけになるのか、その他のTTSをインストールできるのかは不明です。 これから多くのメディアで取り上げられることでしょうが、最新のインタビューはBlind AbilitiesのPodcast番組で公開されています。 Envision Glasses The New AI-Powered SmartGlasses by Envision Blind Abilities: Podcasts https://blindabilities.com/?p=5703 このインタビューの中で興味深かったのは、 Envision Glassesの開発に当たってはGoogleのチームの協力があったこと。 また、Google Glassesは他のアプリも動くということで、たとえばBe My Eyesの名前も挙げられていたことです。 Be My Eyesからは何もアナウンスされていないと思うので、実際に使えるのかどうかは不明です。 そして、将来的には他のスマートグラスでもEnvision AIを使えるようにしたいという考えがあるそうで、たとえばの話で、Appleが開発中という噂のARグラスも視野に入れているそうです。 さて、ここからが本題ですが、Envision Glassesに関するウェビナーを開催するそうなので、ご興味のある人は参加してみたらいかがでしょうか? 日時は、 2020年3月7日 金曜日 太平洋時間の午前10時 ウェビナー登録 - Zoom https://zoom.us/webinar/register/WN_TiK3NKs9Tdq28pEj0HW6CQ ところで、Zoomによるミーティングやウェビナーは最近よく耳にしますが、その使い方について、ニュージーランド在住のJonathan Mosenさんが無料のオーディオコンテンツを公開されておられます。 WindowsクライアントをJAWSで操作しておられます。 Free audiobook, “Meet Me Accessibly ? A Guide to Zoom Cloud Meetings from a Blindness Perspective” ? Mosen Consulting Tutorials https://mosen.org/zoom/