品川です。
MCT Money Readerはタイバーツの紙幣を認識してくれると紹介しましたが、実はそうではありませんでした。
認識してくれる紙幣としてくれない紙幣があるので、なぜだろうと調べてみると、どうやら2018年に新しいデザインの紙幣が発行されたのだそうです。
では、タイでは2種類の紙幣が現在流通しているのかと思いきや、それ以前のデザインも出回っているそうです。
若い世代の人には見慣れないデザインの紙幣が今でも流通しているようです。
スワンナプーム国際空港で両替した500バーツを現地の人に見せると、こんなデザインは観たことがないと言われてしまいました。
日本のバンコク銀行支店に尋ねてみると、タイバーツのデザイン変更はほかの国よりも頻繁に行なわれているという話でした。
今でも5,6種類のデザインが流通しているだろうとのこと。
これを聞いて思ったことは、紙幣識別アプリを開発する人は各国の最新情報をキャッチしておかないといけないので、たいへんであるなぁということです。
さて、現地の視覚障碍者はどうやって識別しているかと聞くと、紙幣の長さが違うので、それを頼りに分類しているとのことでした。
20バーツ、50バーツ、100バーツ、500バーツ、1000ハーツの5種類ありますが、紙幣のデザインが違っていても長さは変更されていないのだそうです。
Cash Readerアプリの開発者は有志者からの紙幣の提供を募っていて、その紙幣の額と送料分の金額をUSドルで支払うという取り組みをされておられます。
とりあえず集めてきたタイバーツ紙幣を送ってみようかと考えています。
日常生活の中で紙幣の仕分けができないということは、基本的な生活レベルが維持できないに等しいのではないかと感じているのですが、旅行者にとってもかなり不都合です。
ビックデータがどうこう言われる昨今、MicrosoftのSeeing AIやGoogle Lensで全世界の紙幣をさささっと仕訳けてほしいものです。
From: Aa [mailto:aa-bounces@xxxxxxxxxxxxxxxx] On Behalf Of Hiroyuki Shinagawa from iPhone
Sent: Wednesday, February 6, 2019 1:29 AM
To: Apple Accessibility メーリングリスト <aa@xxxxxxxxxxxxxxxx>
Subject: [Aa:21975] お札の識別をしてくれるアプリ MCT Money Reader
紙幣識別アプリにはいくつかの種類がリリースされていますが、このアプリは韓国ヲン、タイバーツ、ベトナムドンに対応しているのが特徴です。
以前に紹介したCash Readerでは、有志者からそれぞれの国の紙幣を送ってもらって認識する紙幣の種類を増やしています。
不思議と韓国、タイ、ベトナム、モンゴルなど、アジア諸国の紙幣にはまだ対応していないんですよね。
べとなむに住んでいる友人に尋ねてみると、Android向けのアプリとしてMCT Money Readerというのがあり、便利に使っていると教えてもらいました。
AndroidアプリにはBlind Droid Walletというのがあり、数多くの国の私兵に対応しているのですが、どうやら信頼性が低いという理由で使っていないということでした。
ベトナム語のTTSが利用できるということで、ベトナムの視覚障害者の間ではAndroidが人気のようです。
さて、同じアプリがiOSにもりりーすされていうのを知りました。
120円の月額購読か、1800円の買い取り制になっています。