品川です。 写真に写っている色を音で表現してくれるアプリです。 開発者は「衣服の色調べ」アプリや「てんじぶろっく」アプリも開発しておられる三宅正夫さんです。 「なぞるん」をApp Storeで https://itunes.apple.com/jp/app/%E3%81%AA%E3%81%9E%E3%82%8B%E3%82%93/id1439683197?mt=8 使い方は、 カメラで撮影するか、アルバム(カメラロール)に保存してある写真を使用します。 カメラで撮影した場合は、画面の右下端にある「写真を使用」ボタンを実行します。 この時、画面には二つのボタンが表示されています。 左下に「次へ」ボタン、右下に「閉じる」ボタン。 「次へ」ボタンはトグル式になっていて、三つのモードを切り替えることができます。 ・線画 線の太さなどを確認できます。 ・濃淡 色の濃さを確認します。 ・カラー写真 色をピアノやキーボードの音色で表現し、音声でも確認できます。 それぞれのモードで写真を確認するには、VoiceOverをオフにする必要があります。 画面をタッタッタッと1本の指でタップしながら確認してもよさそうですし、指をつけたまま動かしてもよさそうです。 VoiceOverがオフの状態でも音声で読み上げされます。 ただし、サイレントモードにしているとしゃべってはくれません。 個人的にはタップしながら画面を確認するのがわかりやすいかなぁと感じました。 線画モードで指を付けたまま確認していると、音声案内に遅延があったのですが、タップであればその問題はなさそうでした。 VoiceOverオフの環境なので気をつけておくこととしては、画面の左下と右下のボタンに意図せずに触れてしまうと、モードが変更されたり、写真が閉じてしまうことです。 うまく答えが返ってこなくなったときにはVoiceOverをオンにするとよいでしょう。 ちなみに「次へ」ボタンを押したときには効果音が鳴り、モードの名前が読み上げられるので、VoiceOverの音声がなくても安心して使えます。 以下はアプリの紹介ページに書かれている案内文です。 ---------- 説明 このアプリは,視覚障がいのある人が,色を音で「見る」ことをコンセプトにしています.写真の画面を指で触れることによって,写っているものの形,濃淡,色を,この順に,音声とサウンドで認識します.目の前の様子を知りたいとき,写真を撮影します.また,アルバムから写真を選んで使用します.写真が決定すれば,ボイスオーバー をオフにします. 赤,黄赤,黄,黄緑,緑,青緑,青,紫の8色をオルガンの「ドレミファソラシド」の音階で表現します.茶,ベージュは,ピアノの低い「ド」「シ」で表現します. また,濃淡明暗を打楽器の音で表現します. 写真を見ることができない人に,形や色を音で感じてもらうアプリです.そばに,見える人が写真の説明をしてもらうと,より直接的に写真を楽しむことができます.