品川です。 Bluetooth関連の商品を紹介します。 私はこれまで「なくしもの発券機」と呼ばれている類の商品をいくつか使ってきたこと があります。 受信機と送信機がペアになっている製品をどんな風に使いたかったかというと、たとえ ば受信機を家の鍵に取り付けます。 送信機のボタンを押すと受信機から音が鳴って、鍵の場所を耳で確認できるというわけ です。 他の利用方法としては、新幹線や飛行機に乗っている時、トイレのために席を離れた後 でその場所にもどりたい。そんな時には受信機の音を頼りに自分の座席を見つけること ができるでしょう。 ホテルの部屋のドアの内側に受信機を取り付けておきます。 そうすれば自分の部屋探しをすることもできます。 まあそんな風に利用したいと考えていましたが、実際には二つの物体を持ち運ぶのがめ んどうだったので、私が実際に試したことは少ないです。 そんなコンセプトの商品がiPhoneやiPad向けにいくつか販売されています。 Bluetooth4.0+LE対応 紛失防止タグ REX-SEEK1-X[RATOC] http://www.ratocsystems.com/products/subpage/seek1x.html こちらの商品は2013年9月現在、ヨドバシカメラで2980円でした。 > REX-SEEK1-Xの寸法は約27mm×45mm×11mm、重量は約10g。 パッケージにはタグと呼ばれる製品が一つだけ入っています。 コイン電池も同梱されています。 iPhoneやiPadとはBluetoothでつながります。 そして、iPhoneが送信機にもなったり受信機にもなります。 タグ自体も送信機になったり受信機にもなります。 いくつかの使い方ができます。 1. iPhoneからタグの場所を探す まずタグを家の鍵に取り付けます。 iPhoneで専用アプリを立ち上げて呼び出しボタンを押すと、タグからブザー音や振動、 光の点滅が発せられます。 2. タグからiPhoneの場所を探す タグにはボタンが一つだけあるのですが、それを押すと、iPhoneからブザー音や振動が 発せられます。 3. 離れたらお知らせ 忘れ物を防止したい時に利用できます。 指定した距離が広がっていくと、iPhoneとタグから同時にブザー音と振動が発せられま す。 たとえば、iPhoneを家の中に置いたまま外出するとします。 玄関を出てしばらくするとタグとiPhoneが同時にブザー音や振動を発します。 4. 動いたらお知らせ 置き引き防止に利用できます。 タグには3D加速度センサーが内蔵されているので、揺れや振動を感知すると、ブザー音 や振動が発せられます。 タグをバッグにとりつけておけば、だれかが持ち去ろうとした時にお知らせしてくれる わけです。 使い方は人それぞれ、アイデア次第でいろんな用途に使えると思います。 たとえば、あなたの可愛いペットであるスネークくんにとりつけておくとします。 ニョロニョロと勝手に部屋の外に出ていこうとしたら、設定しておいた「離れたらお知 らせ」機能により、スネークくんがどこにいるかを見つけることができるでしょう。 ただし、20メートル以内に見つけないとBluetoothの電波はつながらなくなってしまう ので、この機能は使えなくなってしまいます。 さて、この製品を使用するには専用アプリが用意されています。 REXSEEK https://itunes.apple.com/jp/app/rexseek/id568725269?mt=8 実はiOS 7ではタグの登録ができない状態になっています。 メーカーに問い合わせると、iOS 7向けアプリは10月中旬ごろのリリース予定だそうで す。 iOS 6ではタグの登録操作はできました。 呼び出しボタンなどもボイスオーバーが読み上げてくれるので、操作は可能です。