品川です。 皆さんはブラインドセーリングプロジェクトのことをご存じでしょうか? ブラインドセーラーの岩本光弘さんがヨットで太平洋を横断するという大冒険の企画です。 2013年、6月8日に大阪を出港して福島県に向かいます。 そして、6月16日に福島県からサンディエゴに向けての旅立ちです。 8月上旬に到着の予定。 その距離は約5100マイル、9200キロメートルだそうです。 相棒は辛坊治郎(しんぼうじろう)さん。 「たかじんのそこまで言って委員会」や「す・またん」の司会者として活躍されている、あのニュースキャスターです。 そう、男同士の二人旅になるわけです。 どんな冒険になるのか、とても注目しています。 もう一つ、私が注目していることがあります。 ヨットの航行に用いられるiOS向けのナビゲーションアプリがこのプロジェクトのために開発されたことについてです。 そして、iPad miniがヨットに同乗するようです。 Podcast「Apple News Radio ワンボタンの声」にも出演しておられる大阪電気通信大学の魚井先生も、このアプリの開発にかかわっておられるようです。 岩本さんにそのアプリのことを質問してみました。 引用することを許可していただいたので、ここに紹介します。 ------------------------------------------------------------ さて、私が使用していますセールサウンドについて少し書かせていただきます。 このアプリは大阪電気通信大学の研究チームによって開発されました。 私が今回使用するエオラスというヨットにはカーナビの海版ともいえる古野電気さ んのナブネットというシステムが搭載されています。 このシステムには海図、風向、風速、ボートスピード等の情報があらわされていま す。 このナブネットから船内LANを通してIPad Miniに情報を送っています。 送られてきた情報を音声化するアプリがセールサウンドです。 女性の声でボートのスピードと進んでいる方向を、男性の声で風向と風速を読んで くれます。 各情報を読ませる回数は指定できます。 もっとも必要となるヨットが進んでいる方向は2秒に1回の割合で読ませています 。 ブラインドにとってIPadがいかに便利なものかについては理解しているのですが、 まだまだ私自身使いこなしていません。 これからいろいろなアプリを使ってみようと思っています。 特に、ARIADNEというアプリは、ナブネットや船内LANにトラブルが生じた際のバッ クアップとして必要と考えています。 ------------------------------------------------------------ さて、間もなくこの大きな冒険が出港しようとしています。 個人的にはこのプロジェクトを純粋な冒険として、男の夢をかなえる旅として受け止めながら、応援していきたいと思っています。 またこれからはメディアでも取り上げられていくと思いますが、現時点では6月1日と6月8日のテレビ番組『ウェークアップ!ぷらす』への出演が予定されているそうです。 ウェークアップ!ぷらす このプロジェクトの関連サイトは以下になります。 ブラインドセーリング ・ここでは岩本さんご自身が投稿されているブログを読めます。 See What I Sea 「ブラインドセーリング」プロジェクトに全面協力|ニュース総合|ニュース|古野電気(フルノ) FURUNO 以上です。 |